エッセイとしての完成度が高く、とても良い作品だと感じました。まず、タイトルが工夫されていていること。タイトルに使われている「太陽」が、エッセイの随所で効果的に使われていて、情景が目に浮かびます。構成もしっかりしており、とても読みやすかったです。そして、自分の体験をもとに具体的なエピソードを書いていて、『元気がでた。「いつか彼女に個展を開いてほしい」と、思った』『悲しくて辛かった』という様に、その時に作者がどんな気持ちになったかが書かれているため、文章全体がイキイキしています。そんな点が評価されて、最優秀賞に選ばれました。