舛岡 真穂実 さん
私の修士研究は、開発援助での経験を、日本国内の課題解決に活かそうという試みでした。仕事を通じて得てきたコミュニティ開発の知見と、子どもを持って私自身が行政から支援を受ける立場になって見えてきたこと、そこに本大学院の開発福祉という学問領域を知り、地域の子育て分析をインクルーシブなコミュニティ開発の検証材料に、修士研究の題材にできると考えたものです。修論研究を振り返ると、私自身、より幅広い視点で自分のキャリアや生き方を考える機会にもなり、分断していたWorkとLifeを統合することもできました。今回の修論が国内国外通じた開発と福祉双方の課題解決の活用事例と言えるか、さらに研究を深めていきたいです。