平成22年3月をもって文部科学省『教育GP』採択プログラムとしての活動は終了いたしました。3年間の成果をまとめた報告サイトを作成しましたので、是非ともご覧ください。なお、サービスラーニング活動については、引き続き、社会福祉学部の独自プログラムとして実施していきます。活動状況については、社会福祉学部ホームページで掲載していきますのでよろしくお願いたします。

過去の更新情報はコチラNPO協働型サービスラーニングクラスの風景

夏休みの学生の活動状況 ◎Part5◎ −8月20日(木)−

「特定非営利活動法人 ベタニアホーム班の活動」

 半田市図書館のすぐ隣にある「ベタニアホーム」では、3名の学生が活動を行っていて、学生は1名ずつ活動に入らせていただいています。

  計6日間の活動では、通所介護「デイサービス」と、認知症対応型通所介護「デイサービスいきいきホーム」の2つのデイサービスで、それぞれ3日間ずつ活動させていただく内容になっています。

〜活動の様子〜

 この日は、岩田さんの活動日。認知症対応型通所介護「デイサービスいきいきホーム」で、コースター作りを企画しました。
コースター作りについて説明する岩田さん。

岩田さんが自作で用意したコースター本体に、季節の草花や蝶々などの形を切り抜いた紙の上からインクを押し当てると、それぞれのオリジナルコースターの完成です。

一つ一つの工程をゆっくり説明していきます。
いざ、実践です!職員の力をお借りしながら、インク塗りの作業を進めていきます。
最初はコツが掴めず難しかったインク塗りの作業も、コツをつかみ、器用にインクを押し当てていきます。

岩田さんも、利用者の方と一緒に模様やインクの色を選んで、作業のお手伝いをしました。
←紅葉をあしらったコースターが完成しました。

〜活動を通して〜

 今回、コースター作りをやってみて、自分で練習したときのように思いどおりに進まなかったという岩田さん。「インク塗りの作業にはティッシュと筆を用意していましたが、利用者の方が作業するには少し難しさがあることなどが分かりました。残りの活動でも、他の曜日のデイサービス利用者を対象にコースター作りを行う予定とのことで、今日の活動で分かった課題を改善して、また取り組みたい」とのことでした。

 2つのデイサービスで活動させていただいたことで、それぞれの利用者さんの特徴や、デイサービスの雰囲気の違いがよく分かったそうです。

 初めての経験に不安も大きいが、職員の方に支えられ楽しく活動出来ていると笑顔で話してくれました。