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お知らせ・トピックス

地域研究プロジェクト認知症啓発プロジェクト 中間報告会を開催しました

2015年11月10日

 日本福祉大学では、地域振興をテーマに「安心」「にぎわい」「つたえる」の3つの要素をコンセプトとして「地域研究プロジェクト」を社会福祉学部、経済学部を対象に開講しています。「認知症啓発プロジェクト」では現在、①ヤングケアラー調査班、②認知症予防サロン企画班、③認知症啓発ツール開発班の3つのグループで活動を展開しています。2015年10月21日(水)には、中間報告会という形で各グループの進捗状況と今後の課題を共有しました。

 ヤングケアラー調査班では、若年介護者(ヤングケアラー)の調査を準備しています。若くして親などの介護に従事している場合、進学、就職など様々な弊害が生まれます。調査分析を通して、このような若者がどの程度存在しているのか、どのような問題が生じているのかを明らかにしたいと考えています。先日の中間報告会では、プロジェクト・メンバー内でプリテストを実施し、調査票や調査結果の公表方法などについて意見交換をしました。

中間報告会では、各グループがプロジェクトの進捗や課題を報告

 認知症予防サロン企画班では、高齢者の認知症予防を目的としたサロン活動の企画・準備をしています。これまで充実したサロン活動に向けて、企画書の推敲やレクリエーションの方法について議論を重ね、「ハツラツ脳活‼~大学生と楽しく認知症予防~」という企画にまとまりつつあります。今後、10月に南粕谷ハウス(知多市)、2月に多屋ふれあいサロン(常滑市)と連携させて頂いて本企画を実施する計画です。

ゲームのデモンストレーションと、発表後の記念撮影

 認知症啓発ツール開発班では、子どもから大人までが認知症に少し触れることを意図したシューティングゲームと、家族介護者の方のストレス発散を狙ったゲームを開発しています。ゲーム開発には完全に素人でしたが、今では「ドット職人」も生まれ、かなり完成度の高いゲームになりそうです。今後、大学のホームページからもアクセスできるように準備していく計画です。

 このような活動を通じて、認知症の人もその家族も少しでも暮らしやすい地域づくりの第一歩になればと思っています。今後とも様々な形でご支援頂ければ幸いです。
(文責:中武潤弥・社会福祉学部2年)

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