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2023.02.01

【地域連携教育】「地域マネジメント実践Ⅰ」~共生する地域社会を目指して~

 2023年1月30日(月)、社会福祉学部1年次科目「地域マネジメント実践Ⅰ(半田クラス)」(担当:菊池遼社会福祉学部助教)の一環で、半田市市民交流センターにおいて、知多半島を拠点に障がい児通所施設を運営するNPO法人PakaPakaに協力して、受講学生17名がおもちゃなどの子ども用品のフリーマーケットを運営しました。

 学生らは、講義の中で学んできた「地域共生社会」の実現を目指して、発達に不安のある子どもたちの「好きなもの探し」を支援する目的でフリーマーケットを企画しました。学生らは、設営や会場の外での呼び込み、受付での検温や工作コーナーの運営などNPOのスタッフと共に積極的にこの日の活動に参加をしました。

 担当の菊池助教によると、「(団体が支援する児童らは)こだわりが強かったり、興味の映り移り替わりが激しいなどするため、親は高価なおもちゃを買うことを躊躇してしまう。今回販売した品物は、学生らが、賛同する大学の教職員らから集められ、手軽に手に取れる10円から数百円で販売されました。売り上げは全額PakaPakaの家族支援事業に充てられる」とのことです。

 参加した学生は、「発達に不安のある子どもや子育て中の家族のために少しでも役に立てたら」と話をしてくれました。

 日本福祉大学社会福祉学部では多くの学生が社会福祉士を目指しており、この科目では、地域福祉の基礎や重要なキーワードとなる行政やNPOとの連携、地域のエンパワーメントについて、講義だけでなく、社会参加と実践を通して学んでいます。広い視野を持った専門職を目指して、2年次からはさらに学びを深めていきます。

 日本福祉大学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目指す『ふくし』の総合大学」として、地域社会と時代が求める人材を養成しています。

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