センター長挨拶

 日本福祉大学スポーツ科学センターは、スポーツによる地域・大学間交流を促進するため、 2008年4月に設置されました。その設立趣旨は、大学の資源を大いに活用し、地域のスボーツ活動を普及・発展させること、そして、大学内のスポーツ活動の強化・振興を図るという二つです。
 まず、地域のスポーツ活動の普及・発展に向けては、美浜町との連携によって2013年5月に「みはまスボーツクラブ」を設立し、共同運営をしています。その中では、大学の部・サークルが企画運営する各種スポーツ教室を展開し、教員が講師を務めるプログラムも展開しています。特に、子どもたちを対象にした教室は、子どもたちのスポーツとの出会い、豊かな関わりを大初にし、創意工夫による実践を展開することで、学生たちが逆に子どもたちからいろいろ学ぶ貴重なスポーツ指導経験の機会となっています。
 一方、2015年度から大学として新たなスポーツ振興政策を展開することを受け、これまでのスポーツ系サークルの支援をさらに推進し、特別強化指定部・サークルへのコーチング、コンディショニング、救急処置法、食生活の栄養指導などのサポート・プログラムを展開し、また、一般学生や障がい学生へのスポーツ実践の機会やプログラムの提供などを行っていきます。
 本センターは、「ふくしの大学」ならではの取り組みを常に意識し、各種のプログラムを学生とともに実践していくために、積極的に学生の活動を支援していきます。そして、スポーツを通した地域と大学の架け橋として活動していきたいと考えています。

スポーツ科学センター長

子ども発達学部 教授

山本 秀人