※本講座は、日本福祉大学履修証明プログラム「性暴力対応看護師(SANE)養成プログラム」の講義録画を編集し、再構成したものです。
本学では、2019年度より「性暴力対応看護師(SANE)養成プログラム」を開講しており、これまでに190名以上のSANEを養成してまいりました。このようにSANE養成を続けていく中で、修了生や関係者の皆様から本領域に関する期待や要望のお声を多くいただきました。そこで、看護職だけでなく幅広い職種において、トラウマインフォームドケアの考え方や知識を身に付け、DV、虐待、性被害などの暴力によるトラウマを抱えた人に寄り添う支援者を育成するべく、本プログラムを開講することとなりました。
背後にあるトラウマに気づき、対応できる必要な
知識(心理・医療・法律など)を学びます。
「話してくれてありがとう」
「あなたは悪くないよ」
「あなたはひとりではないから」
そんな声かけとともに、
専門的なサポートができるよう
全20時間のコンテンツをご用意いたしました。
日頃の仕事の中で、DV、虐待、性暴力などの被害者対応をしている方、または対応する可能性のある方
※専門職・非専門職などの職種は問いません。
※資格の有無は問いません。
ワンストップ支援センター、教育機関、行政の相談窓口(特に女性・子ども・高齢者)、児童福祉施設、児童館、病院やクリニックなどの医療機関、救急隊の職員など
看護職の方には、日本福祉大学履修証明プログラム「性暴力対応看護師(SANE)養成プログラム」の受講がオススメです。
本講座は、「フォレンジック支援者養成プログラム(オンデマンド配信)」と「RIFCR™研修(主催:NPO法人チャイルドファーストジャパン)」を受講いただくことで修了となるプログラムです。
申込期間 |
第2期 2024年9月20日(金)~11月5日(火) |
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定員 | 100名 ※選考あり |
配信期間 |
第2期 2024年12月1日(日)~2025年2月28(金) |
受講形式 |
オンデマンド配信+会場集合型(RIFCR™研修) |
受講料 |
30,000円(税込) ※別途、RIFCR™(リフカー)研修の受講料(8,800円)がかかります。 |
申込方法 |
所定のフォームより申込 【ステップ1】 下記のフォームより申込情報を入力 入力したアドレスに申込完了のメールが届きます 【ステップ2】 選考結果は、選考の可否にかかわらずメールにてご連絡させていただきます ※法人払い(請求書払い)を希望される方は、「法人でのお申込みの方へ」をご覧いただき、併せてお手続きください 【ステップ3】 配信開始の前日に受講にかかわるご案内をメールにてお送りします |
問合せ先 |
日本福祉大学社会福祉総合研修センター 〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35 E-mail:recurrent@ml.n-fukushi.ac.jp |
法人からのお支払いを希望される方は、以下のマニュアルに沿って、手続きを進めてください。複数名のお申込みも可能です。
申し込み |
第2期 2024年9月20日(金)~11月5日(火) |
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選考 |
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受講決定・入金確認 |
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オンデマンド講義視聴 |
第2期 2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金) |
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No | タイトル | 授業内容 | 担当 |
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1 | 性暴力被害者支援の基本理念と支援の在り方 | オリエンテーション/フォレンジック看護の概要 | 長江 美代子 |
2 | 性暴力被害者支援の基本理念と支援の在り方 | 病院拠点型ワンストップ支援センターの現状と課題 | 片岡 笑美子 |
3 | 児童思春期の性被害対応とケア | 児童相談所における性的虐待ケースの分析、脳への影響 | 丸山 洋子 |
4 | 性暴力と法律 | 関連法律の基礎:訴訟、法的補償、秘密、SANEに必要な法知識 | 犬飼 千絵子 |
5 | 被害の影響 | 女性への暴力と医療/性教育の重要性について | 丹羽 咲江 |
6 | なごみにおける地域連携 ~多機関多職種でおこなう活動の実際~ |
日赤なごやなごみにおける地域連携 | 坂本 理恵 |
7 | 支援が行き届かない 性暴力被害者の理解 | 受刑者、高齢者、障害者、言語・コミュニケーションの 障壁を持つ対象者の心理社会的課題 |
舩山 健二 |
8 | しょうがいとセクシュアリティ | 女性への暴力の社会的背景と実態 | 木全 和巳 |
9 | ジェンダーの視点と多様な 心理社会的課題 | 支援が行き届かない 性暴力被害者の理解(LGBTIQ) | 安間 優希 |
10 | 若者の生と性を考える | SANE性教育の実際 | 服部 律子 |
11 | 支援が行き届かない 性暴力被害者の理解 | 男性被害者の理解 | 山田 浩史 |
12 | 子どもを性被害から守る | 性犯罪を取り巻く情勢の変化と警察への届出の意義 | 小笠原 和美 |
13 | アセスメントと支援の実際 | 協働、社会資源、相談窓口 | 笹原 艶子 |
会場研修 |
※各自でRIFCR 研修™(NPO 法人チャイルドファーストジャパン主催)にお申込みください ※オンデマンド配信との受講順序は問いません |
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研修タイトル | 研修内容 | 主催 |
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RIFCR™( リフカー ) 研修 | アセスメントと支援 ( 子どもの性虐待の概要 ) | NPO 法人チャイルド ファーストジャパン |
アセスメントと支援 ( 被害児の反応と危機介入、通告 ) |
修了証発行 |
フォレンジック支援者養成プログラム修了証 (日本福祉大学社会福祉総合研修センターと |
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〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35
TEL:052-242-3069
FAX:052-242-3020
E-mail:recurrent@ml.n-fukushi.ac.jp
【受付時間】:平日10:00~17:00(祝日、夏期休業、年末年始を除く)
主催 日本福祉大学社会福祉総合研修センター
共催 一般社団法人日本フォレンジックヒューマンケアセンター(NFHCC)