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進路紹介
Career

卒業生メッセージ

日本福祉大学 子ども発達学部 桒原 那奈さん

付属高校から始まった学びの広がりが、
じぶんの世界も広げてくれます。

日本福祉大学 子ども発達学部 桒原 那奈さん

付属推薦での進学に向けて邁進した日々

「付属推薦で日本福祉大学に行って保育士になる」。そう強い決意をもって、親を説得し、毎日片道2時間かけて、岐阜から付属高校に通いました。中3のときに参加した公開見学会。付属高校では、先生ではなく先輩たちが中心となって生き生きと「じぶんの言葉」で話している。その姿を見て「ここに通いたい」という想いが強くなったんです。
付属推薦を得るには1年生からの成績の積み上げが大切で、それは3年生になったときの進路選択の幅を広げてくれます。そのため授業中に一つでも多く理解しようと授業に真剣に向き合い、日常の定期試験や実力試験も頑張り続けました。試験前は「古典は一緒に勉強しようね」「英語は明日教えてね」と、授業後に友人と互いに教え合うことも。人に教えると本当に深く理解でき、友人との勉強は高校生活の大きな財産になっています。

大学の講義を楽しんでいるじぶんが自慢

付属高校は、生徒の自主性を伸ばす体験が多く、それも自分を成長させてくれたと思います。学校行事だけでなく、授業の中にもたくさんの機会があり、じぶんの考えを素直に言えるようになりした。特に大学生活に役立っているのは、福祉社会コースの「文章読解と表現」「福祉社会研究」の授業。小論文を1年間書き続けたことで短時間でもレポートを書くことができますし、問題意識を持って大学で講義を聞くことができ、「疑問点を出しなさい」と言われても他校から来た学生のように困ることはありません。ゼミでも資料にさっと目を通したり、講義の疑問点をちゃんと解決したりと、ちょっと自慢したくなるじぶんがいます。

学びへの興味は、とどまることなく

ずっと子どもに関わりたいと思っていましたが、大学に入ってからは「お母さんたちが、何を保育士に求めているのか」にも関心を抱き、別の視点から物事を考えることができるようになりました。また、実習で学んだのは、理論を超えた「現場の知恵」です。子どもの寝かせ方や甘えさせ方、ほめ方、叱り方など、勉強だけではわからないこともあると本当に学ばされました。最近は保育所のほか、児童相談所や子育てセンターなどに勤めることにも関心を持っています。日本福祉大学は乳児院などでも実習があり、他の大学では学べない保育士の世界が学べます。今後も学びの選択肢を狭めないで、「保育士ってこんなこともできるんだ!」とわくわくしながら、学びを積み重ねていきたいです。付属高校から始まった学びの広がりは、とどまるところを知りません。

※掲載原稿は、すべて大学在学時に取材したときのものです。

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