卒業生メッセージ
日本福祉大学 子ども発達学部 岩田 唯さん
じぶんを大きく成長させてくれた
和太鼓部の活動。

人のいいところを見つけよう
日本福祉大学に進学して「保育士になりたい」。学校行事などでいろいろなことにチャレンジしたい、というのが付属高校を選んだ理由です。地元の高校に行っても知っている顔ばかりで、私学に行って新しい世界で自分を成長させたいという気持ちもありました。部活は和太鼓部へ。毎年、全国大会に出場する程の強豪ですが、意外にもミーティングが多く、それが私の成長の源に。よく人の話を聞き、まわりが見えるようになり、仲間の部員がじぶんの意見を言うのを見て、私も変わらなければと思いました。それまでは人の悪いところばかりが気になっていたのに、人のいいところを見つけられるようにもなりました。じぶんの意見に共感してもらうためには、周囲をきちんと評価する姿勢が必要なのだと考えられるようになったのです。本当にじぶん自身を大きく成長させることができた3年間でした。
部活を動かしていく責任を胸に
部活の中心学年になった時、「じぶんたちで作っていく」「じぶんたちで部活を動かしている」という実感が持てるようになりました。責任が重くなり難しい判断も多かったのですが、これは他の部活ではなかなか体験できなかったことだと思います。困ったときは、先輩たちからも学びました。一緒に苦労してきた時間が長かった先輩たちは、何でも安心して相談できる存在。じぶんたちも後輩たちに、そういう対応ができるように心がけてきました。
付属高校でじぶんが好きになった
付属高校では学年議長団に入り学年のリーダーとしても活動。中学の時はまったくそういうことに関心がなかったので、自分でも驚いています。これも和太鼓部に入っていなかったら、挑戦していなかったはず。高校時代を振り返ってみると、中学時代とは比べものにならないくらい「じぶんが好き」になりました。大学でもゼミなどで自分が中心となって動いていますが、やはり付属高校での経験が生きています。
※掲載原稿は、すべて大学在学時に取材したときのものです。