卒業生メッセージ
日本福祉大学 社会福祉学部 佐藤 穂さん
日常の中で「ふくし」を学んだからこそ、
できることが広がっていく。
広く「ふくし」が学べる恵まれた環境
私が思う「ふくし」とは『"ふ"だんの"く"らしの中の"し"あわせ』という広い意味を含んだものです。これは付属高校に入学したからこそ気づけたことです。付属高校は普通科の高校ですが、日本福祉大学と連携したカリキュラムがあり、ハンディキャップを持つ仲間もいて、授業だけでなく日常の中でも「ふくし」を学べる。そんな恵まれた環境にあります。そこで生徒会長を3期経験させてもらったことは、本当に財産になっています。また、付属高校ではいろいろな人とのつながりを持つことができ、「生徒と先生との距離の近さ」も魅力です。大学で他校から来た友人たちに話すと、うらやましがられています。
やってきたことすべてが生かされている
大学では多くの人と出会うチャンスがあり、出会いをきっかけに地元のイベントに関わることになりました。そこで、じぶんをアピールする機会があったんですが、じぶんでも驚くほど次々と言葉が出てくるんです。ゼミなどでみんなの前で話すときにも、わかりやすく伝えることを第一に考えて言葉を選んで話しています。ここでも付属高校の日常生活の中でやってきたことが、すべて生かされていると感じます。
やりたいことと仕事を結び、夢が具体的に
大学の講義でいろいろな「ふくし」の仕事についた方のお話を聞いたことも、私の中の「ふくし」のイメージをますます広げてくれました。「『ふくし』を学ぶといろいろなことがやれるんだ」「自分のやりたいことと仕事を結びつければいいんだ」と考えるようになり、夢が具体化してきたのです。実習は2年生から始まりますが、実習先を幅広い分野から選べるのが、ほかの大学にはない日本福祉大学ならではの特長。私は障害者関係のNPOや施設を実習先に選ぼうと考えています。
※掲載原稿は、すべて大学在学時に取材したときのものです。