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![]() 図3 切替え制御タイムチャート |
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4.2.3 出力信号切替え制御(自己保持回路) 4.2.2で示した操作によってSW1の出力先がOUT1からOUT2に切替わった後,外部リセットがされない限り出力先が変わらないようにした(SW1→OUT2という対応が保持されること).本インタフェースでの外部リセットはSW2に入力があるか,電源リセットにて行なえるようにした.いわゆる自己保持回路である. 4.3 今後の予定 これらの入出力信号制御モードは,実際の相談事例に適用した結果から設計したが,さらにさまざまな利用ニーズに対応し,スイッチ利用者や支援者に広く活用していただきたいと考えている.そのためにも本インタフェース(ハード)と合わせて,有用な利用事例(ソフト)も提供できる体制を構築するとともに,モニタリングも含めた本インタフェースの提供および販売を近日中に行なう予定である. |
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【参考文献】 1)Technology-Related Assistance for Individuals with Disabilities Act (Tech Act), 2)厚生労働省ホームページhttp://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html 3)市川洌・他:肢体不自由者のためのコミュニケーション機器,第2版,pp16-21,東京都福祉機器総合センター,1999 4)井手將文:操作スイッチ適合の考え方,スイッチの適合/製作講習会資料,なごや福祉用具プラザ,pp2-4,2000 5)渡辺崇史:PICマイコンを利用したスイッチインタフェースの試作,第18回リハ工学カンファレンス論文集,pp109-110,2003 6)渡辺崇史:操作スイッチ用フレキシブル制御回路の試作と身体機能等との適応事例の調査研究,名古屋市総合リハビリテーション事業団リハビリテーション研究基金紀要,第8号,pp1-2,2004 7)渡辺崇史:スイッチインタフェースの導入事例と制御回路の検討,第20回リハ工学カンファレンス論文集,pp300-301,2005 8)Microchip Technology Inc.社,http://ww1.microchip.com
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Copyright(C):2006, The Research Institute of System Sciences, Nihon Fukushi University