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若年者では,高齢者ほどの差はなく,すべてのデバイスでの操作速度がほぼ同じであった.高齢者と比較すれば全てで速く操作できることが分かった. 時定数は,ばらつきの大きいデータとなった. アンケート結果では,高齢者で評価が高かったマウス・丸型マウス・マウス2 の3 種類が,若年者でマウスのみ低かった.P &G ジョイスティックは若年者の方が評価が高かったのに対し,らくらくジョイスティックは高齢者の方が評価が高かった.高齢者で評価が低かったP &G トラックボールとらくらく4 ボタンが若年者で評価を得た. |
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次に,アンケート結果とゲームによる測定の間に見られた相関について述べる.結果として,ゲームに必要な時間が短いデバイスほど総合評価も高くなっている.危険率5 %で統計的に有意な相関が見られた.らくらくマウス3 種類は遅いがその下の4 種類と比べて総合評価は変わらなかった.つまり全体では相関があるが,細かく見れば速度が大きく異なっても使いやすさは同じという評価がありうることになる.同様に総合評価と時定数の関係も統計的に有意な相関が見られた.学習が速いほど総合評価が高くなっている. |
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