声は聞えていても、その会話の内容が理解できないません。また周りが騒がしいと特に聴き取りづらくなります。通常の聴力検査では異常は見られません。言葉の理解や特定の音を選んで聴くという働きは脳で行っているため、耳そのものの異常ではなく、脳の音処理の障害と考えられています。
まだ原因がはっきり分かっておらず、根本的な治療は確立されていません。聴覚補助機器を使ったり、聴き取りの環境を調整することが行われています。
「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。