日本福祉大学

日本福祉大学 学園創立70周年記念サイト

同窓会と大学との共同企画
活動報告「静岡県」

静岡県地域同窓会の皆さんと交流しました

日時 2025年5月18日(日)
場所 静岡労政会館
催事

第1部 文化講演会

演題: 「地域共生社会をめざす多様な主体の協働-参加支援の意味とは-」
講師: 川島ゆりこ先生(日本福祉大学 社会福祉学部教授)

第2部 静岡県地域同窓会総会

第3部 懇親会

(同窓生20名程度、学生:社会福祉学部4年生7名)

参加学生報告・感想

  • 交流会の時間で、同窓生の皆さんの前で自己紹介させていただきました。交流を通じて福祉の仕事は幅広いですが、どの方も「いろいろな方の役に立てるように」という思いを常に考え、活動されているんだという印象を強く受けました。川島先生の講義でもありましたが、多くの人が参加できるよう、地域住民も巻き込んでいく必要があるという考え方が、同じテーブルで交流をさせていただいた同窓生の皆さんには当たり前のように活動されていることが交流を通じて分かりました。構想だけでは何も変わらないと、頭の中でわかっていますが、自ら行動して活動しているかと問われると自信がありません。日福の同窓生の方々が繋いできた行動力や構想を私も多くの人に伝えていきたいと思いました。
  • 今回の交流会では、これまで交流することのなかった静岡の同窓生の方々と関わる機会があり、新たな視点を持つことができました。例えば、熱海市社会福祉協議会の方に来ていただき、説明を受けましたが、以前の土石流災害の事などを聞くことができ、今後の就活の参考になりました。また、3部の懇親会では、日本福祉大学の先輩方とお話をしながら食事をした事で、今まで学生同士、横のつながりしかなかったのが、縦のつながりができた事をとても嬉しく思います。今回参加された皆さんのような大人になるべく、これからの就職活動や卒業論文、国家試験の勉強などにより一層力を注ぎ国家試験に関しては現役合格できるように頑張っていきたいと思います。また、今回つながりができた静岡県の先輩方と、今後も繋がりを持ち、様々な交流を行いたいと感じました。今回はこのような機会をいただきありがとうございました。
  • 今回の周年事業で印象に残ったことは、現在困っていることや、もっとこうなっていったらいいよねというような話を同窓会の場で皆さんがそれぞれ語り合い、そのこと自体が日々の仕事や活動でのモチベーションになっているように感じたことです。また、川島先生の話を聴いて、人手不足になっていくからこそ、地域にいる困っている人を支えるといった土台作りが今後の福祉にとって重要なことだと改めて感じました。今後の抱負は、特養などの高齢者施設に就職できるよう就職活動を行っていきながら、社会福祉士の国家試験に合格できるよう勉強に励みたいと考えています。また、卒業論文では、「高齢者が役割を持つことの意義」について書いていこうと思います。
  • 今回の同窓会に参加して、今現場で働いていらっしゃる日本福祉大学の卒業生の方々の貴重なお話を聞くことができ、とても良い経験になりました。今回の交流の中では、静岡県社会福祉協議会や熱海市社会福祉協議会でどのような活動をされているのかのお話を聞くことなどもでき、今後の就活の参考にしたいと感じました。また、川島先生の講義を通して、改めて地域福祉について考えることができたと共に、地域住民が参加していくことの重要性を考えることができました。さらに、卒業論文や就職についてのお話をお聞きすることもできたので、今回お聞きすることが出来たことを参考に頑張っていきたいと思っております。今後、社会に出て働いていく中で、日本福祉大学に通っていたことを誇りに思えるように、残りの大学生活を送るようにしたいです。
  • 現役で社会福祉協議会に勤めていらっしゃる職員の方から、市社協と県社協の事業内容を伺うことができました。自然災害を経験した市で、自分の関心のある災害や避難所運営に関する話を聞くことができたのですが、短い時間で聞きたいことすべて聞くことはできず、もっと詳しくお話を聞きたいと思いました。
    交流会では、社会福祉士会で勤めていらっしゃった方と現在民生委員をされている方と同席になり、知らなかったことを知る機会になりました。参加された同窓生の方々が様々な形で福祉に携わっていることと、現場でリーダー的立場を担っていらっしゃることが驚きでした。現場に出ればどこに行っても福祉大の先輩方がいらっしゃるのだと思い、頼っていきたいと感じました。
  • 川島先生の講演で、地域共生社会について考え、少子高齢化や地域の孤立といった複雑な問題には、一つの組織や立場だけでは限界があり、異なる視点や強みを持つ主体が協力し合うことが、持続可能な社会づくりにつながると感じました。また、信頼関係や対話が欠かせないし、それを乗り越えた先にこそ、誰もが安心して暮らせる地域があるのだと思いました。
  • 包括的支援体制がいかにソーシャルインクルージョンを実現するために重要であるかを学びました。現代社会では高齢者や障がいのある方など、生活に課題を抱える方が地域で孤立してしまう。そうした中で自律的な生へ着目し、単なる援助ではなく、本人の意思を尊重した生活を支えるための仕組みだと感じました。
    支え合いながら安心して暮らせる社会の実現に向けて、多職種や地域住民が連携し、誰もが排除されない地域づくりを行えるようなソーシャルワーカーになりたいと思いました。
    今年の抱負は、社会福祉士の国家試験合格です。大学で行われている模擬試験などに参加し、合格できるよう頑張ります。

第36回 日本福祉大学 社会福祉セミナーin静岡

日時 2024年11月17日(日)
場所 清水テルサ
催事

学園創立70周年記念事業
第36回 日本福祉大学 社会福祉セミナーin静岡

第1部 記念講演「パラスポーツを通して考える共生社会」

講師: 河合純一 氏(日本パラリンピック委員会委員長)

第2部 高校生の(ふくし)探究・同窓生による実践発表

小松副学長コーディネートによる、静岡県内の3つの高校による「ふくし探究学習」発表
(静岡県立富岳館高等学校、静岡女子高等学校、静岡県立駿河総合高等学校)

参加者 一般・同窓生・関係者等含め230名(オンライン参加含む)在学生は4名が参加。

社会福祉セミナーin静岡開催模様

参加学生報告・感想

  • 高校生の発表から、福祉がどの程度認知されているのか、どのような事柄に関心があるのかを知ることができました。また、同窓生の方の発表から、各法人が掲げる理念は重要なものであることを学ぶとともに、福祉に対する先輩方の考え方等を学ぶことができました。
  • 高校生の発表では、8月に高校に伺った時にから見違えるほどに学習が進んでおり、大学生として学びの姿勢を見習わなければいけないと感じました。また、静岡同窓会の皆様の情熱や仲の良さは日福の強みだと感じました。
  • 今回の周年事業では、高校生だけではなく、同窓生の方にもお会いすることができ貴重な経験になりました。印象に残ったことは、自分たちもコメントをした高校生たちのプレゼンです。私も聞いていて、何をコメントすればいいか分からないほど完成されていたもので圧倒されてしまいました。特に、静岡県立富岳高等学校の認知症カフェ太陽が、利用している方、高校生が笑顔に過ごせている空間で私も参加したいと思わせる内容でした。来年も、鳥取県で福祉セミナーを行うと聞いてぜひ参加したいと思いました。
  • 河合純一さんの講演では、「共生社会とは何か」を障害やパラスポーツを通して考えることで、気づきを得て行動を変えていける・社会を変えていけるということを学びました。特に、平等ではなく公平という認識をもち、多様な価値観や個性に即した機会の担保が必要となることが分かりました。また、社会が障害を大きくも小さくもしているという話を聞いたときは、自分がまだまだ障害を他人事と捉えているように感じハッとしました。
    高校生の発表では、自分の考えを持ち実際に調査を行い、今後どう考えていくべきなのかまでまとめられており、感心しました。全国各地でこのような考える機会があると、「ふくしのバトンを次世代へ」に繋がると思いました。
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