36℃の言葉。あなたの体温を伝えてほしい。 2018年度 日本福祉大学
第15回 高校生福祉文化賞 エッセイコンテスト入賞作品集
学長メッセージ
審査員の評価と感想
入賞者発表
第1分野 ひと・まち・暮らしのなかで
第2分野 スポーツとわたし
第3分野 日常のなかでつながる世界
第4分野 社会のなかの「どうして?」
学校賞
 
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学長メッセージ

日本福祉大学学長
児玉 善郎
(こだま・よしろう)
 このエッセイコンテストは、今年で第16回を迎えることができました。16回にわたりこのコンテストを開催し続けられてきたことを、ご参加ご協力をいただいた皆さまに、心より感謝を申し上げます。継続は力なりという言葉があるように、何事も継続して取り組むことは、とても重要で意味のあることだと思います。これまでに、このエッセイコンテストに応募してくれた皆さんの中には、既に社会のさまざまな現場で活躍されている方が多くいることと思います。高校生時代にこのエッセイコンテストに応募された作品に書かれていた、人々のしあわせな生活を願う思いや社会に対して抱いていた考えが、今の仕事や地域での活動に活かされているとすれば、とても素晴らしいことだと思います。
 今年のコンテストにも全国の多くの高校生から、総数11844点もの応募をいただきました。前年度より約2600点も多く、過去最高の応募数となりました。心のこもったエッセイを一所懸命書き応募してくれた高校生の皆さん、生徒の指導にあたられた先生方、生徒を見守り支えられた保護者の皆さまに、心よりお礼申し上げます。また、このコンテストの企画やプレ審査を担当された関係者の皆さまにもお礼申し上げます。
 最終審査に残った77作品(1分野20、2分野18、3分野17、4分野22)は、いずれも力作揃いで、最優秀、優秀等の賞を選ぶのに、審査員一同大変苦労しました。8名の審査員それぞれに、作品を見る視点や評価するポイントが多様であり、審査会における審査員相互の議論を通じて、私たちも新たな気づきや学びを得ることができました。今回賞に選ばれなかった作品の中にも、高校生のもつ鋭い視点や人とのあたたかい触れ合いなどについて書かれていた、良作が少なからずあったことを申し添えます。
 来年度以降も、これまで生きてきた中で体験したことにもとづく純粋な気持ち、社会に対する鋭い視点や洞察を、高校生の今だからこそ表現できる言葉で綴りエッセイとして、多数応募いただくことを審査員一同期待しています。
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