ATACカンファレンス2003
産学共同研究成果を発表


聴覚障害のある学生支援システムを展示


(展示会場で説明する水野教授・中村助教授)

 2003年12月6日,7日,京都市の国立京都国際会館で開催された「ATACカンファレンス2003」において,水野暁子教授・中村信次助教授(情報社会科学部)が「タブレットPCを用いたノートテイクの取り組み」と題して研究発表およびシステムの展示を行ないました.
 「ATACカンファレンス2003」は障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)とコミュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に開催されているものです..カンファレンスでは専門家のセミナー,実践紹介,ユーザ自身による発表,障害疑似体験,世界の最新動向紹介など約80のセッションが行なわれました.
 本研究所は,今年度,学内のメディア教育センターと協力して,NEC,マイクロソフト株式会社と産学共同研究を行ってきましたが,今回の水野暁子教授・中村信次助教授の発表は,この研究成果によるものです.

 

 発表題目は,「聴覚障害のある学生の支援(ノートテイクやPC利用)」で,本学で学ぶ聴覚障害の学生支援システムの開発にかかわるものです.(発表の要旨は〇頁「研究報告参照」
 カンファレンスでは,研究発表とともに展示ブースで聴覚障害学生支援のシステムの展示も行いました.
 当日,発表会場には障害のある人の支援に関心のある方をはじめ多数の方が参加され講演や様々な実践報告などに熱心に聞き入りました.また,7日の展示ブースには発表を聞かれた方などが訪れ,システムや使い方などについて熱心に聞き入り,また個別の相談を行なうなど大変好評でした.

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タブレットPCを用いたノートテイクシステムの開発
        −ATAC カンファレンス2003 発表要旨−

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