平成22年3月をもって文部科学省『教育GP』採択プログラムとしての活動は終了いたしました。3年間の成果をまとめた報告サイトを作成しましたので、是非ともご覧ください。なお、サービスラーニング活動については、引き続き、社会福祉学部の独自プログラムとして実施していきます。活動状況については、社会福祉学部ホームページで掲載していきますのでよろしくお願いたします。

過去の更新情報はコチラNPO協働型サービスラーニングクラスの風景

第4回サービスラーニングクラス 
4月30日(木)13:30〜18:00/5月7日(木)13:30〜18:00 

「地域福祉サポートちた主催NPO見学バスツアー」

NPO法人地域福祉サポートちたが主催するNPO見学バスツアーに、NPO協働型サービスラーニングクラスの学生も乗せていただきました。4月30日(木)と5月7日(木)、各クラスの学生がそれぞれのバスに乗り込み、知多半島のNPO法人3団体を訪問させていただきました。
5月7日(木)のバスツアー(原田クラス)では、「NPO法人 ふれあいネットワーク美浜」、「NPO法人 Toピア」、「社会福祉法人むそう」を訪問させていただきました。

◆NPO法人 ふれあいネットワーク美浜

自分の家にいるような雰囲気をコンセプトに居場所づくりを行い、週2回のデイサービスを行っているふれあいネットワーク美浜。代表の猪口さんより、活動に至るまでの経緯や、現在の活動状況についてお話を伺いました。
学生アンケートでは「アットホームで雰囲気がとてもよかった」という声が多く、「地域に根付いた活動ってまさにこういうことなんだと感じた」という声もありました。

◆NPO法人 Toピア

フリースペースを設け、相談、就業支援を行っているToピアの代表小久保さんからお話をいただきました。
Toピアの建物は2階建で、フリースペースや就業応援を行うToピアは2階部分、1階には高齢者デイサービスを行う「NPO法人 菜の花」が入っています。2つのNPO法人が1つの建物に入っていることに驚き、関心をもつ学生が多くいました。「NPO同士が協力し、助け合うことは難しいけど大切なこと」という声が多くありました。

 

◆社会福祉法人 むそう


代表の戸枝さんからお話を伺いました。制度に頼るばかりでなく、自ら制度や地域社会に働きかけていく戸枝さんからのお話に、「福祉の現場の問題に対処していくにはどうしたらいいのかわからなかったので、むそうの様々な活動の話をきいて、自分も何かできるのではないか、したいと思った」という声がありました。

むそうの事務局があるアートスクウェアの建物の造りや、展示も見学させていただきました。

 

◆NPO見学バスツアーに対する学生のリフレクション

「NPOによって、活動している内容が様々で、自分たちでこのまちの中で何が必要か考えて行動している姿を見て、とても感心した。NPOの原点には、“人と人とのつながり”があるのだと改めて感じた。自分でもっと“美浜”で何を求められているか考え、何ができるか一度考えてみたいと思う。今自分が何をしたいか明確にしていきたい」

(S.M)

「様々なNPOの特色を見ることができ、本当に良い経験ができた。行政ではカバーできない部分を支援していて、それが市民の力から生まれていることに驚くとともに、自分の身近なことなんだと再認識することができた」

(T.S)

「今まで自分が想像していたNPOのイメージとだいぶ違っていて、NPOを自分に身近に感じることができた。利用者が笑顔になれる活動をしているNPOがすごいと感じ、また私自身もそれぞれのNPOについてもっと知っていき、参加できるような活動をしていきたいと思った。今後は、利用者の方の気持ちはもちろん、NPOを創設した創設者の方の気持ちも理解できるような学習を進めていきたい」

(Y.M)

「3つのNPOを見学させていただいて、それぞれ行っている事業は違い、それぞれの特徴があることが分かった。けれど、どこのNPOにも共通していたのは、地域の困っている人たちのため、地域の暮らしを良くするために事業を行っていることであると思った。NPOの設立には、多くの人が関わり、多くの人の協力や何とかしたいという気持ちがあることが分かった。地域にある問題を知ることも大切であると学んだので、地域のことをもっと知っていきたいと思った」    

(S.T)