作業療法士になる夢に向かって、友達とともに頑張っている強矢千絵さん(2年)にお話を伺いました。

エッセイコンテスト入賞

 高校2年生の夏、日本福祉大学のエッセイコンテストに応募して入賞したことがきっかけで日本福祉大学に興味を持ちました。ちょうどそのころ、授業で多職種連携を勉強し「作業療法士」という職種があることを知り、とても魅力を感じました。そこからネットで動画をみて、自分なりに職業研究をしていました。コロナの影響で大学のオープンキャンパスはWEB上のライブ配信でしたが、参加してみると先生方の雰囲気がよく、先輩と後輩の縦の繋がりがあり、とても楽しそうな様子でした。以前から大学に進学する時には一人暮らしをすると決めていたので、指定アパートがあり、家賃も安く、自分の学びたい分野がある日本福祉大学にますます惹かれていきました。両親に相談すると「自分の好きなことをやればいいよ」と背中を押してくれたので進学を決めました。半田キャンパスは外見が可愛くて、学内も素敵なんです!

外観・内観ともに魅力的な半田キャンパス
エッセイコンテスト

想像以上に楽しい一人暮らし

 指定アパートに住んでいますが、引っ越しするまで実際に部屋を見たことはありませんでした。大家さんとLINEのビデオ通話をしながら内覧して決めました。駅から近いことや入居者は日本福祉大学の女子学生限定なので安心です。高校生の時は料理や洗濯、掃除もあまりしていなかったので不安でしたが、実際に一人暮らししてみるととっても楽しくて、ホームシックにもなりませんでした。今のところ寝坊して授業に遅刻することもなく、朝と夜は自炊を頑張っています。作った料理を同じアパートの友達とシェアしたり、アルバイト先のとんかつ屋さんの賄いもあるので、食生活はとても充実しています。

 サークルは「くれよん」に入っています。ボランティア活動として、週に一度児童館へ行って子どもたちと一緒に遊んでいます。同じ専攻の先輩がたくさんいて、みなさんとっても優しくて仲良しで楽しいです。

素敵な友達ができました!!
冷凍ポテトとチーズの肉巻き
美味しくできました!

友達と一緒に学ぶ

実習に向けた実技の練習中(可動域など確認しています!)

 入学当初はコロナ禍の影響で対面とオンラインの講義が半々でしたが、最初の基礎演習でグループワークをしてクラスの仲が一気に深まりました。骨や筋肉の名前や構造について学ぶ授業では、最初は見当もつかなくて大変でしたが、友達と声をかけあって空きコマに教室に集まり、実際に体を動かしながら「こういうときに動く筋肉だね」と一緒に覚えました。先生も講義内で骨格の模型を使って、一緒に付箋を貼ったりして、楽しく勉強できました。最近は専門的な講義が増えて、知識を問われるだけでなく、その知識を使ってどう考えていくかのトレーニングが始まっていて、レポートも多いです。講義がない日や空きコマを利用して、友達と勉強の時間にあてています。講義内でレポートを発表しあったり、お互いのレポートの良いところを見つけようという課題があり、とても良い影響を受けています。
 実習は、1年生のときは先生方について施設を見学し、様々な職種の様子を見ることができました。その中で、改めて作業療法士になりたいと一層強く思いました。2年生では1施設に3週間行く予定で、患者さんを担当します。今はその準備段階で、実習に必要な起き上がりの介助など、実技の練習も頑張っています。

就職は地元・埼玉で

 まずは国家試験に合格することを目標に頑張っています。これから行く実習を通して、就職先はどんな分野が自分にあっているのかじっくり考えたいと思います。就職は地元である埼玉でします!これは決めています!!

高校生のみなさんへメッセージ

 入学前は愛知に知り合いがいなくて友達ができるか不安でしたが、日福の学生はみんな優しくて温かいです。先生も優しいし、面白い方ばかりです。大学の勉強は高校生の頃に想像していたより大変でしたが、こんなに友達と一緒に楽しく勉強できると思っていませんでした。大変なことも多いと思いますが、それ以上に楽しいことが待っているので、不安に感じず、前向きに頑張ってほしいです。

日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 2年

強矢 千絵さん

CHIE SUNEYA

  • 埼玉県/県立小鹿野高等学校出身

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<取材:東京サテライト>