FACULTIES

FACULTIES 外国にルーツのある子どもの
日本語学習を支えたい。

学生インタビュー

国際学科

4年
石原 千嘉さん

2023年3月卒業
愛知県/丹羽高等学校 出身
カースティ祖父江ゼミナール

●入学をめざしたきっかけは?
外国語を学ぶだけでなく、言葉を使って他者の幸せのために行動できる人になりたいと考えていました。日本福祉大学のオープンキャンパスに参加し、国際学部の先輩方がいきいきと活動に取り組む様子を見て、ここでなら自分の目標に近づけると感じたことから入学を決めました。

●ゼミでの学びや関心を持って学んだ内容は?
日本に暮らす外国人への支援を学びたいと考え、地域でさまざまな取り組みを行う現在のゼミへの所属を決めました。今後、日本社会にさらに外国人が増えていく中で、私たち日本人が職場や地域でどのように海外の方々と接していくべきか、活動を通して研究していきたいと思います。

●卒業後の目標は?
外国にルーツを持つ子どもの日本語学習を支えたいと考えています。本来、母国であれば周りの子と同じように学ぶことができる子どもたちが、日本では言語や文化の壁によって学習機会を得られないというのはもったいないことです。子どもたちに「日本に来てよかった」「日本語って楽しい」と感じてもらえるような関わり方を今後も追究し続けます。


MY LEARNING STAGES

1年次 外から見た日本語の難しさやおもしろさを知る。
インドネシア・ベトナム・韓国の日本語学校や大学の学生とともに、日本語を学ぶオンライン授業に参加しました。現地の学習者から文法について質問を受けた際、うまく答えることができず悔しい思いをしましたが、日本語学習の難しさやおもしろさはどこにあるのかがわかり、自国の言語を外からの視点で捉えるきっかけになったと感じます。この経験を通して、日本語教師の仕事に関心を持つようになりました。

2年次 外国にルーツを持つ子どもに日本語指導を実践。
地域の日本語教室や小学校で、外国にルーツを持つ子どもたちの日本語学習支援に携わりました。愛知県は外国人数の多さに対して支援が不足しており、言語や文化の違いから不就学になる事例も少なくありません。子どもたちが少しでも周囲との壁と感じることなく暮らせるようになってほしいという思いで活動に取り組みました。

3年次~ 多様な国の人々が地域で語り合える環境作りを。
ゼミの活動の一環で、半田市、武豊市で定期的に開かれる多文化共生ワークショップに参加しました。多様な国の人々が互いの文化を語り合える環境作りの重要性を実感し、日本に住む日本人として、国内の多文化共生の実現に向けてもっと学びを深めていく思いを新たにしました。

日本福祉大学 入学広報課

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