健康科学部 リハビリテーション学科
理学療法学専攻
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FACULTIES 医療人としての高い志とプロの技術を学んだ総合実習。
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学生インタビュー
就職先：名古屋大学医学部附属病院
横田 隆晟さん
2023年3月卒業
愛知県／日本福祉大学付属高等学校 出身
松尾真吾研究室
●理学療法士をめざしたきっかけは？
バスケットボール部の活動で足首をけがした際、理学療法士の先生のお世話になりました。治療だけでなく競技復帰に向けたアドバイスや精神面でのサポートもしていただいた経験から、この職業に強い憧れを抱きました。
●研究テーマとそのおもしろさを教えてください。
卒業研究テーマ「非温熱作用を目的とした超音波療法とスタティック・ストレッチングの併用による柔軟性改善効果の検証」
理学療法の現場で広く行われているストレッチングに興味があり、松尾研究室に所属しました。先行研究を知るために英語の論文を読んで発表することを繰り返し、先生と相談しながら自分の研究テーマを決定。学生を被験者として実験を行うことを通して研究能力を身につけるとともに、自分で決めたテーマを深く追究できることが研究の魅力だと気づきました。
●卒業後の目標は？
名古屋大学医学部附属病院を志望した理由は、総合実習の際に、先生方が患者さんの利益となる質の高い理学療法を提供するために、常に向上心を持って取り組む姿が印象的だったからです。就職後もさまざまな経験を積むことで理学療法士として成長し、地域と社会への貢献をめざします。
MY LEARNING STAGES
1・2年次 コミュニケーションの重要性を実感。
2年次の「評価実習」が印象に残っています。事前学習では学生同士で練習するのに対し、実習先で向き合うのは傷病のある患者さん。検査のため身体に触れて動かす際、どんな傷みがあるのか、どこまで動かせるかなどを知る必要があり、相手とのコミュニケーションの意義を感じました。3年次以降の実習ではさらに情報収集の重要性が高まるので、とてもいい経験ができたと思っています。
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3年次 グループワークで考えを深める。
グループワークを行う授業が多いことがこの専攻の特徴です。「総合実習前指導」では、さまざまな状況の患者さんを想定し、治療上の問題点や具体的な治療方法を学生同士で活発にディスカッション。考えをまとめてプレゼンテーションする経験を繰り返しました。リアルな検査データを読み解いて治療方法を議論した経験は、評価から治療までを経験する「総合実習」でも役立ちました。
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4年次 医療のプロに近づいたICUでの経験
名古屋大学医学部附属病院で行った「総合実習Ⅱ」※では、手術後間もない患者さんをICUで担当しました。実習指導の先生が、刻々と変化する膨大なカルテ情報の中から必要なものを見極め、今必要な治療を素早く判断する姿に接し、プロの医療人のすごさを実感。治療に対する考え方を先生に教わりながら、治療計画を立てて実践する経験を通じ、臨床能力を身につけることができました。
※旧カリキュラム科目。現在は「総合実習」として3年次に開講。
