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FACULTIES 介護に関する情報提供を通じて
地域住民を支えたい。

学生インタビュー

経済学科 地域経済コース

就職先:清須市役所
岩田 朝陽さん

2023年3月卒業
愛知県/瀬戸西高等学校 出身
北村育子ゼミナール

●入学をめざしたきっかけは?
高校生の頃、祖母の介護を通じて医療福祉の政策や制度に関心を持つようになり、これらの分野を学べる日本福祉大学の経済学部を選びました。

●ゼミでの学びや関心を持って学んだ内容は?
介護や虐待、貧困など、現代日本の家族問題を学ぶゼミに所属し、高齢者介護の課題について研究しました。各自治体の事例について文献調査を行ったほか、祖母がお世話になっている老年内科の先生や、地域の福祉施設の職員の方などにインタビューを実施し、介護職員の人手不足や低賃金問題、介護疲れなど、介護に関する複合的な問題とその解決方法を検討しました。

●卒業後の目標は?
祖母の介護に関して行政の方からさまざまな制度を紹介していただいた経験があり、お世話になった恩返しがしたいという思いのもと、地元である清須市の職員になることを決めました。今度は私が大学で学んだ知識を提供し、地域の方々の手助けをしたいと思います。


●高校生へのメッセージを!
経済学部には独自の就活イベントがあり、各業界の情報収集がしやすいので、自分に合った進路を見つけられると思います。福祉や経済に興味のある人はもちろん、私のように公務員をめざす人は、1年次からの授業がそのまま試験対策にもつながってくるので、ぜひしっかりと学んでほしいと思います。

MY LEARNING STAGES

1年次 高校までの学びと関連付けて経済を理解。
入学するまでは、経済学は高校の勉強とは全く異なるものだと想像していましたが、実際に学んでみると数学の基礎知識が必要となることが多く、これまでに積み重ねた学びと地続きであることを念頭に置いて授業に臨みました。また、それぞれの授業が独立したものではなく、すべてにつながりがあることに気づき、各分野の関連性を意識し、広い視野で経済学に向き合うことを大切にしていました。

2年次 まちおこしを考え、地域経済への関心が高まる。
地域観光の課題解決に向けて取り組む「地域研究プロジェクト」に力を入れました。私の班では知多半島のグルメ情報を発信する方法について意見をまとめ、発表を行いました。この授業をきっかけに、「自分の地元の観光業についてはどうだろう?」と比較して考えるなど、地域経済への関心がさらに高まりました。

3・4年次 社会保障制度の知識を活かして市職員に。
「社会保障論」などの授業で、入学前から関心があった地域の医療福祉や介護の制度への理解を深め、卒業研究では高齢者介護の課題を調査しました。卒業後は市職員として地元に貢献したいという目標を持ち、清須市職員をめざすことを決意。公務員試験対策に本格的に取りかかったのは4年次で、他の学生よりかなり遅いスタートでしたが、1年次からの授業で得ていた知識が土台となり、効率よく勉強を進められました。

日本福祉大学 入学広報課

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