36℃の言葉

あなたの体温を伝えてほしい。高校生福祉文化賞エッセイコンテスト

「36℃の言葉」で、あなた自身が考える福祉を語ってください。

高校教員の先生方へ

「福祉」という言葉から、ハンディキャップのある人への社会的援助やボランティア活動を連想する人は少なくないでしょう。「福祉(ふくし)」という言葉の本来の意味は「人のしあわせ」です。したがって、100人の人がいれば100通りの「ふくし」があってもいいはずです。
「36℃の言葉」というキャッチフレーズは、既存のイメージだけではなく、応募者自身の体温が伝わる言葉で「ふくし」を語ってほしいという思いが込められています。エッセイを書くことが、「ふくし」の本来の意味を吟味して身近にある幸せを考え、また自分自身を見つめ直すきっかけになれたら、と願っています。初めて実施した2003年度は、5,550点に上る応募がありました。昨年、第14回の応募総数は8,592点。開催回数を重ねるにつれて、様々な学校から多くの高校生が応募してくださいます。800字という文字数は生徒にとって書きやすく、テーマも取り組みやすいものであると、全国の高等学校の先生方から評価をいただいています。

授業の一環として役立てていただいています。国語表現の時間に、福祉の時間に、小論文の指導に

ご指導いただいた高等学校の先生方からのご意見

●第14回高校生福祉文化賞エッセイコンテストの実施時に先生方からお寄せいただいたご意見の一部を紹介します。

  • 参加の理由は、高校生が日頃の生活の中でふと思ったこと、感じたこと、考えたことを書くのにいいコンテストでしたから。人とのつながりや助け合いなど周囲に目を向けることの大切さに気づかせられるから。入賞作品の拝読をしました。高校生らしさが出ていて素敵でした。小論ではなくエッセイというのがいいと思いました。社会に目を向けながらも、ムリせず書くことができますので。
    (山形県立高畠高等学校 荒井 ゆり子 先生)
  • 本校は学校近くの医療機関や福祉施設、特別支援学校との地域交流ボランティアをJRC同好会を中心に行っていることから、生徒達の活動、想いを“かたち”にする良い機会と考えました。
    (千葉県立四街道高等学校 高野 直美 先生)
  • 福祉=人のしあわせと定義し、自分の身近なところから、社会全体のことを考えていくことができる画期的な企画だと思います。
    (山梨県立都留高等学校 羽田 あゆみ 先生)
  • 参加の理由は、小論文の授業の一環として取り組みやすいテーマであるからです。テーマ、字数、〆切日、いずれも取り組みやすいコンテストです。
    (長野女子高等学校 上野 由美 先生)
  • 作文の課題の一つとして授業で取り上げました。「エッセイコンテストに参加する」ことが生徒たちのモチベーションを高める効果を期待したためです。
    (東大谷高等学校 丸谷 一友 先生)
  • 「福祉」ということが、ごく身近にあることに気付いて、自分が様々な人、地域、社会や世界とつながっているという実感を持ってもらいたいと思い、参加させていただきました。
    (宮城県富谷高等学校 千葉 裕子 先生)
  • 国語表現学習の一環として、高校生にとって身近なテーマであり、字数も適度で非常に取り組みやすかったです。エッセイという形式に取り組むのが初めてという生徒も多かったのが参加理由です。また、福祉に理解があり、興味を示している生徒に貴学を意識させるきっかけとしてエッセイコンテストを使った部分があります。
    (鹿児島県立大口高等学校 三原 純孝 先生)
  • 生徒達が進路を考える時、「福祉」は介護に限定して捉える傾向にありますが、「ふくし」と言い換えて、幅広く考えることで、現在の自分と目標とする進路、そして、生きていく社会がひとつに結び付くことを理解できる良い企画だと思います。本エッセイをきっかけにして将来の目標への関心が深まることを期待したいです。
    (藤ノ花女子高等学校 井原 淑雅 先生)
  • 家庭科の学習は、最終的に「人のしあわせ」を思い、考え、追求し、実践していく学問です。自分の思い、考えをエッセイにして、家庭科の学習を深めるためや、コミュニケーション力、表現力を養うためにも有効であると思ったからです。
    (長崎県立長崎西高等学校 前田 恵美子 先生)
  • 今回、初めて応募させていただきました。原稿を書き上げた生徒たちの中には満足げな表情がみられ、やってよかったと思いました。一方で、教員として指導のあり方は考えさせられました。生徒たちがだれかに伝えたいと心から思ったことが何なのか、それをどのように引き出すことができるのか。日頃の自分自身が生徒たちやいろいろな方々にどのように接してきたかを振り返り、またチャレンジできたらと考えています。
    (八戸工業大学第二高等学校 下佐 順子 先生)

※事業賛同のご意見のほか、締め切り期日、応募生徒への励みとなる賞の拡大、新たな企画提案、応募方法への希望などのご意見も寄せられております。
※先生方の高校名は第14回高校生福祉文化賞エッセイコンテスト応募時の在任校を明記しております。