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11月24日 第8回きょうゆうサロンを開催しました

2010年11月24日(水)11:15〜13:00より、美浜キャンパス第5会議室にて第8回きょうゆうサロン「基礎ゼミを中心とした導入教育の工夫」を開催し、教職員19名が参加した。

今回のきょうゆうサロンは今までとは違い、開催時間を昼間の時間帯に設定した。その結果、毎回の常連メンバーではない教員の参加があり、非常勤の先生が「ちょっとのぞいてみた」感覚で会場に訪れるなど、参加者層を広げる効果が確認できた。

内容としてはテーマに合わせた話題提供、そしてディスカッションテーマを設定しての話し合いを企画した。話題提供からは普段、美浜の教員が接することの少ない健康科学部のゼミ発表の様子を知ることができ、他学部の教員にとっては新鮮な内容であった。また、経済学部の手作り感あふれるゼミ発表からは、学生をその気にさせ、発表会をよりよいものにしていくための教員側の工夫についても学ぶことができた。その後の曲田先生のコメントにより、各学部のゼミ発表の位置づけ、共通点や差異の確認がなされ、参加者各自がゼミ発表の意義や目的について考えるよい機会となった。

次に行ったディスカッションではグループに分かれ、ゼミ運営時に生じやすいトラブルをもとに自由な形で意見交換を行った。学部の枠にとらわれることなく、それぞれが日常、学生にどう接しているか、どのような工夫を行っているか、トラブルにどう対処するかなどについて話し合い、参加者それぞれが自らにとって有益な情報を得ることができた。また、参加者が「学部を超えて『人的なつながり』を得ることができた」と答えている点も注目したい。

今後のサロンの運営について、「参加したいが都合が合わない」人たちが参加の機会を得られるように、柔軟な日時の設定をしていく必要があるだろう。また、参加者が日常の教育活動を振り返り、お互いの工夫から学び合うことができるよう、ディスカッションを中心とした意見交換の場を提供していくことが重要と考える。

PDF参加者アンケート結果

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