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たかはまざっくばらんなカフェvol.62「ざっくばらんな多文化共生」を開催しました




 11月12日(土)、高浜市多文化共生コミュニティセンターにて、令和4年度2回目となるざっくばらんなカフェvol.62を、3年ぶりに対面で開催しました。当日は地域の方や外国籍の方など21名の参加者が集まりました。

 今回は、実は愛知県内で人口に占める外国人割合が一番高い高浜市の「多文化共生」がテーマ。
 これからどんどん増えていくことが予想される外国人市民について、同じまちで・仲間として、普段どんなことを思っているのだろう?そんなことをざっくばらんに話し合えたらということで、公益社団法人トレイディングケア代表の新美純子さんと知立市で多文化共生に取り組んでいる知立市企画政策課 地方創生SDGs係の佐藤浩二さんをプレゼンターにお呼びしました。

 新美さんからの「どういう人が声をかけやすいですか?」という質問に、会場では「あいさつしてくれる人、声をかけてくれる人」という答え。これは、外国人も日本人も同じですよね。意識しているけれども見えていないことが日常にはたくさんあり、「外国人市民のことが日本人には見えているかな…」という投げかけもありました。
 トレイディングケアでは、外国人の方に声をかけながら活動をしているというお話や、佐藤さんからは知立市での多文化共生の取組み(昭和未来会議、もやいこ農園など)を紹介いただきながら、①「ひとつなぎ」になろう!②「スキがある」まちづくりを大切にしているというお話しいただきました

 お二人のお話を聞いたあと、参加者同士で自由に話し合いを行いました。参加してくれた外国人市民の方からは「こういった場があってうれしい」という意見など、外国人市民の皆さんがもっと日本人と交流したり、一緒にお話をしたいということがわかりました。

 若い世代は、クラスメイトにあたり前のように外国籍の友達がいる時代です。そうした若い世代には多文化共生は、あたり前なのかもしれません。一方で、大人の世代にとってはまだまだあたり前ではない方が多いかもしれません。当たり前ではないこと・特別なことだから、あまり関わろうとしていないのかもしれません。

 今回のような交流を積み重ねて、ざっくばらんにおしゃべりすることが、フツーな社会・関係をつくっていく第一歩で、それが「多文化共生」に向けて大切であるということを考えさせられる有意義な時間でした。

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