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たかはまざっくばらんなカフェvol.59「情熱三州瓦職人8(エイト)!」を開催しました

 8月8日(木)、かわら美術館ホールにて、2019年度1回目となるざっくばらんなカフェvol.59を開催しました。当日は地域の方や三州瓦職人の方など46名の参加者が集まりました。  今回は、8月8日の屋根の日イベント「屋根の日だよ!全員集合」に合わせて、「三州瓦」をテーマとし、三州瓦に携わる職人の山本英輔さんをコーディネーターに、杉浦英行さん、神谷達也さん、加藤佳敬さん、酒井義広さん、鈴木良さん、井上あゆこさん、杉浦康憲さんをプレゼンターにお招きしました。

 屋根瓦の仕事に携わる杉浦英行さん、神谷達也さん、酒井義広さんは、「瓦屋根は重いから地震に弱い」という風評被害を払拭し、瓦の優位性を知ってほしいと語りました。また、2001年に災害に強い「ガイドライン工法」が確立され、さらに“三州瓦”は瓦同士が組み合わさり、強風や地震によるズレを防ぐ防災瓦になっていることを強調しました。

 鬼瓦をつくる職人である「鬼師」の加藤佳敬さん、鈴木良さんは、新しい視点での鬼瓦の提案や、海外へのアプローチなど、枠にとらわれずに鬼瓦の繁栄をめざして日々奮闘していると語りました。 「三州鬼瓦工芸品」が2017年に国の伝統的工芸品に指定されたこと、国宝や重要文化財の復元も三州の鬼師が手がけていることを聞き、参加者も驚いていました。

 杉浦康憲さんからは、瓦と同じく三河土で作られる植木鉢も高浜市で生産が多いという話がありました。碧南市・高浜市では昔から良質な粘土が採れたことから、瓦・植木鉢・土管などの窯業が盛んになったそうです。

 かわら美術館の井上あゆこさんからは、三州の職人が作った瓦や鬼瓦が全国で活躍しているということを、地元の高浜市民があまり知らないことがもったいないなど、職人の皆さんとは異なった視点から語りました。

 7人のプレゼンターの話の後、コーディネーターの山本英輔さんから、瓦にまつわるクイズが参加者の皆さんに出題され、今まで気づいていなかったところにも三州の瓦が使われていることを楽しく学ぶことができました。

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