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ざっくばらんなカフェvol.54「全国をつなぐ―私たちは諦めない―」を開催しました

 2月24日(土)に、高浜高校SBPがプレゼンターとなり、第54回ざっくばらんなカフェ「全国をつなぐ―私たちは諦めない―」が高浜高校で開催されました。SBPとは、ソーシャル・ビジネス・プロジェクトの略。地域の中の人・モノ・伝統や産業などを活用してコトを起こし、持続していくためにビジネスとして成り立たせ、地域の課題解決にあたっていく取り組みです。高浜高校ではSBPを2017年度から部活動として始め、高浜の伝統産業である鬼瓦づくりの技術と車部品をつくる最先端技術を取り入れたオリジナルのたい焼き型を全国に販売するというビジネスを展開しています。同時に、自分達もオリジナルの「Sの絆焼き」というたい焼きを販売し、これまで多くの利益を出してきました。
 今回のカフェでは、第Ⅰ部でSBPの活動の紹介がありました。活動のきっかけ、どのような想いで「Sの絆焼き」やたい焼き型を作っているか、今後の活動の目標などをしっかりとした口調で話していく高校生たちの姿は頼もしく、参加者からは大きな拍手が起こりました。

相可高校生にアドヴァイスする高浜高校生たち

参加者もSの絆焼き作りに挑戦

 第Ⅱ部では会場を移し、目の前で「Sの絆焼き」作りを実演。火力や金型の温まり具合を見ながら慣れた手つきで型に生地を流し込み、中身に入れるあんを落としていきます。会場には、同じようにSBPを進めている三重県の相可高校の生徒も参加しており、高浜高校生に習って「Sの絆焼き」作りにチャレンジする姿も。解説をしながら作り方を指導していく高浜高校生の自信に満ちた姿に、参加者は感心するばかりでした。 今回は通常の小豆味だけでなく、新商品開発に向けてピザ味、碧南にんじんのコンポート入り、チョコバナナの全4種類が作られ、参加者は「Sの絆焼き」新作をさっそく試食。できたてなので一層おいしく感じられました。高校生は、参加者からの「名産のジャンボピーナッツを入れたらどうか」「みそ風味もいいんじゃないか」「他のたい焼きに比べるとふわふわなので、そこを売りにしたらどうか」といった意見に真剣に耳を傾けていました。

 高浜高校SBPは、すでに5台のオリジナルたい焼き型を全国に販売しています。今後は各県に3台ずつ販売できるくらい広めていくという目標と同時に、来月には韓国に営業活動に出かけるそうです。今後の全国への展開が楽しみな高浜高校SBPにますます注目です。

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