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第21回ざっくばらんなカフェ
「女子力」が開催されました

 日本福祉大学 高浜市まちづくり研究センターが企画運営している「たかはま ざっくばらんなカフェ」は、年齢や職業等、様々な立場の人々がテーブルを囲み、「ざっくばらん」に話すことを楽しむカフェです。毎回異なるテーマが設けられ、前半はプレゼンターが話題を提供、後半はカフェを楽しみながら参加者が自由に語り合う形で開催され、2011年7月の開始以来、今回で21回目を迎えました。

 2013年度5回目のカフェは「女子力」がテーマということで、女性の参加者が多いのはもちろん子どもの参加が多く、いつもとは違い平均年齢の若いざっくばらんなカフェとなりました。 海方恵子さんが司会進行を行い、プレゼンター6名より、それぞれの立場から女子力についてのお話をしていただきました。

 中京大学学生の清水彩(あやか)さんは、何かやらないといけないとの思いから高浜の瓦屋でインターンシップ(半年間)を行い、その活動が『地域仕事づくりチャレンジ大賞2013』で優秀賞を受賞した経験を踏まえ、「インターンシップで身に付けた女子力」について話をされました。彼女が思う女子力とは、誰かのまねでなく自分らしい自分自身の魅力を最大限に引き出す時に使う力。誰かのため何かをしないといけない時、「人との関係をどう作るか」、「どう仲良くなっていくか」のためには、笑顔でいること、自分で自分の機嫌をうまくとる力が大事との思いをお話しいただきました。

 小学6年生の海方雪乃さんからは、女子力は「人を好きになって変わろうとする力」で、好きな男の子が大きな影響を与えるのですごい力だと思ったこと。自分自身は、女子力を高めるために次の3つのことを頑張りたいとのお話いただきました。①「笑顔でありがとうといえる人になる。」そのために人にやさしく、言葉を大切にする。②「将来好きな人のためにご飯やお菓子を作れるようにお手伝いを頑張る。」③おしゃれになる。

 妹の海方彩乃さんは、女子力という言葉はよく分からないけど、動物・鳥はオスのほうが綺麗なのに、人間は女性がお化粧をするので不思議だと思う。でもおしゃれは好きなので女子を楽しみたいと小学3年生らしい話をして会場を和ませてくれました。

 今井明子さんは、ご主人が経営する司法書士事務所で働く3人のお子さんを持つ仕事と家事・育児を両立してきたお母さんです。自分にとっての女子力は「年を重ねるほどキラキラとした女性になる」こと。経験や学びを通して成長していき、時間のある時は自分のために使う。その際、アンテナをはって直感でやりたいことにチャレンジしていくことによって、新たな発見や今後役立つことがあって本当にやりたいことが見つかり、年を重ねるほど、経験や学びも多く深くなり、キラキラ輝いて綺麗になるようにとの思いが語られました。

 山本恵子(美容師)さんからは、女子力は「どんなに忙しくても見た目の美しさを大切にすること」。そうしないとせっかく仕事が出来てもきちんと評価されないので、見た目にも気を使いその上で努力、成長し素敵になるように頑張りたいとの思いをお話いただきました。また、今回のプレゼンターを引き受け女子力というテーマについて考えた時に、お客さまだけではなく上司や仕事仲間、周りの人との繋がりが自分を成長させてくれることに気づいたそうです。今回は、実際に会場で2名の女性に対して実演をしていただき、ちょっとした髪の変化でイメージが素敵に変えられることが参加者にも分かりやすく伝えられました。

*余談:ヘアスタイルの変化に気づかない男性は、気づいて声に出して言うことが女子力に対する男子力アップにつながるかなと思いました。

 佐藤奈々さん(かわら美術館)は、「楽しい、可愛い、気持ちいいに対しての敏感さと貪欲さ」、「思い込み力+気遣い力」が自分の考える女子力。だから、「腹をくくるのが早くて上手い」「辛くても楽しみを見出せる」「絶望とかしない」という強さが女性にはあることをお話いただきました。男子に対して求める男子力は、「褒める力」。とにかく言葉を惜しまずに声に出して褒めることが女性に対して必要だと男性陣への助言もいただきました。

 プレゼンターのプレゼン内容は、副センター長の吉村輝彦さんに記録されていきました。吉村さんは「女子力」とは、“いろいろな意味で使われる、輝いている(キラキラ)女性の持つチカラ”と第1部を締めくくり、後半のカフェタイムへとつなげました。

◆第1部はプレゼンターの話を聞きました。

 後半のカフェでは、80人の参加者が10つのテーブルに分かれました。プレゼンターをつとめた方や小学生、少数派の男性陣も交じり、年齢も6歳から70代と幅広い層の参加者たちがプレゼンターの話を聞いて、思ったこと感じたこと、聞いてみたかったことなど普段なかなか話をする機会のない方々とざっくばらんに女子力について、自由に話し合いました。

 今回のカフェは、テーマが「女子力」ということで会場を可愛く飾り付けして、お菓子を「焼洋菓子(マドレーヌ、フィナンシェ、パウンドケーキ)」、飲み物も紅茶をメインにお茶も選択できるようにして、キラキラ感を演出しました。

 普段なかなか話をする機会のない「女子力」について、老若男女が話をする大変貴重な時間となり、有意義な企画だったとの感想が寄せられました。

 プレゼンターの生き方・考え方を通じて、何かしら自分自身をもう一度見つめ直すきっかけになっていくと良いなと感じました。

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