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これからの高浜をみんなで妄想!
第17回ざっくばらんなカフェ「妄想会議 ―三高駅周辺に賑わいを!―」が
開催されました

 日本福祉大学 高浜市まちづくり研究センターが企画運営している「たかはま ざっくばらんなカフェ」は、年齢や職業等、様々な立場の人々がテーブルを囲み、「ざっくばらん」に話すことを楽しむカフェです。毎回異なるテーマが設けられ、前半はプレゼンターが話題を提供、後半はカフェを楽しみながら参加者が自由に語り合う形で開催され、2011年7月の開始以来、今回で17回目を迎えました。
 2013年度最初のカフェは、「妄想会議 ―三高駅周辺に賑わいを!―」がテーマ。名鉄三河高浜駅、通称「三高駅」を、昔のようにたくさんの人が行き交う場所にするためには、何をしたらいいのか、何があるといいのか。参加者それぞれの頭の中にある「妄想」を出し合い、みんなで共有し、これからの高浜についてざっくばらんに話していこうという内容です。話題を提供したのは、大学生や主婦、高校教員等、様々な立場の10~60代の7人のプレゼンター。駅周辺の活性化についての「妄想」を、それぞれのプレゼンターが語っていきました。

70人もの参加者が集まり、プレゼンターの「妄想」に聞き入りました。

それぞれのプレゼンターからは、「食」「安心・安全なコミュニティスペース」等のキーワードが挙げられました。

 駅近くで酒屋を営む岩月宏枝さんの考えるキーワードは「女性」と「お試し出店」。女性が“可愛い・美味しい・おしゃれ”だと思うものが、ワクワクやドキドキにつながると考えています。そして、駅前の空き店舗に、市民も気軽に出店できる仕組みを作ることができれば、何かをやってみようと考える人たちが出てきて、賑わいにつながるのではないか、という妄想を語りました。
 昨年度まで高浜の高校に通っていた、本学経済学部1年生の原田崇太郎さんが掲げたキーワードは「高校生」。駅前に高校生のバンドが演奏できるようなステージを作れば、人が集まり、新たに店もできるのではないかと提案しました。
 その他、観光散歩道の充実、子どもや高齢者が安心して集まれる場所、花でいっぱいにしたい等、プレゼンターから提案された様々な妄想に、参加者がうなる場面も。そして、今回の「妄想会議」の提案者でもある岩瀬さんから、高浜市のアンテナショップや高浜ガールズコレクション等のイベントの提案が出ると、会場全体にワクワク感が広がっていきました。
 7人のプレゼンターの「妄想」は、副センター長の吉村輝彦さんに記録されていきました。吉村さんは「新たに何かを作るということではなく、今あるものをどのようにつなげていくか、どのようにコラボレーションさせていくのかが重要。今あるものの壁を溶かせば、新たなモノやコトが生み出されていくのではないか。そのために、イベントを企画したり、空間をつくったりする。今日がそのきっかけになるといいと思う」と前半を締めくくり、後半のカフェタイムへとつなげました。

 後半のカフェでは、70人の参加者が8つのテーブルに分かれました。会場には高浜市の市長や行政スタッフも参加し、立場の壁を超えて、各自が考える「どうしたら高浜を盛り上げることができるのか」を自由に語り合いました。

 今回のカフェには、賑わっていた頃の三高駅で売られていた味噌おでんにちなみ、味噌を使った特製パン「Miso Kaigi」が、地元のパン屋「スカイラーク」から提供されました。パンには、地域の団体が作ったおかず味噌が使われ、ほんのりと甘い味噌の風味が漂うパンは「高浜名物にしてはどうか」といった意見も出るほどでした。
 カフェの最後には、今後も定期的に妄想会議を開いて、具体的な動きにつなげていきたいという提案が岩瀬さんから出され、会場全体が「一緒に高浜を盛り上げたい」というワクワクする雰囲気に包まれた時間になりました。

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