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十五夜の月のもと、第3回「たかはま ざっくばらんなカフェ」が開催されました

7月25日(月)にオープンし、吉岡初浩高浜市長も参加されたコミュニティカフェ「たかはま ざっくばらんなカフェ」。第3回目はこれまでの会場だった高浜市いきいき広場を飛び出して、とうとう高浜市のまちなかへと繰り出しました。会場となったのは、高浜市春日町の大山緑地の隣にあり、庭園が素敵な「春日庵」です。お茶会などにも使われている風情豊かな春日庵に十五夜の月光が降り注ぐなか、地元で活動している「若草の会」の岩間松代さんによる琴の演奏が参加者の心を解きほぐし、カフェは開店しました。

満月に照らされ美しい春日庵の庭園と、オープニングを飾った岩間松代さんの琴の演奏

今回のテーマは「まちの魅力・人の魅力 -名古屋市東区という空間で-」と題し、名古屋市東区社会福祉協議会の「みんなで創ろうわがまちひがし(みんつく)」委員で主任児童委員の明石雅世さんのお話しを中心に進められました。都心エリアにありながら、歴史と文化の街並みが残る名古屋市東区で「福祉の視点を持ちながら自分たちでまちを作る」ことに取り組んでいる明石さんの元気一杯な声に、参加者は名古屋のまちに思いを馳せながら聞き入っていました。児童委員でもある明石さんは、児童虐待という問題を切り口にしながら、そこから見えてくるあらゆる人の生活上の問題や悩みをつないで幅広い人々を呼び込んだ「みんつく」の活動を明快な語り口で話されました。「自分たちが楽しいまちづくりを進めれば福祉のまちができる。みんなが参加できる仕掛けが大切で、やる人・話す人と見る人・聞く人に分かれないように心がけている」という言葉が印象的でした。明石さんのお話しが終わった後も、40人ほどの参加者は数人ずつのグループで車座になり、時に大きな笑い声も上げながらたかはまの魅力について語り合いました。コーディネーターを務めた高浜市まちづくり研究センターの吉村輝彦副センター長(国際福祉開発学部准教授)は、「ざっくばらんなカフェに集う人すべてが最初からまちづくりのことを意識しているわけではありません。むしろ、カフェという場(空間)があって、ここでの出会いや楽しい会話の積み重ねが、まちを元気にしていったり、地域福祉へとつながっていくのです」と締めくくりました。

明石雅世さんのお話しを聞いて大いに盛り上がったざっくばらんなカフェ

カフェのもう一つの楽しみである今回のお菓子は、春日庵のすぐ近くにある御菓子司いそむらの栗きんとんと、社会福祉法人昭徳会の授産所高浜安立で作られる、おからを使った焼き菓子「ぱりまる」が振る舞われました。春日庵の庭園を眺めながらいただくお菓子と楽しい会話に、参加者の皆さんは次回が待ちきれない様子でした。第4回目のざっくばらんなカフェは「わたしの思う“たかはまの宝物”」をテーマに、11月3日(木・祝)に高浜市やきものの里・かわら美術館で開催されることになりました。ざっくばらんなカフェを運営している日本福祉大学 高浜市まちづくり研究センターでは、高浜市や同市社会福祉協議会、そして住民の方々との連携や意見交換を重ねながら、地域活性化のための提案や企画作りに取り組んでいます。

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