CODE |
007 |
担当教員 |
小 林 培 男 |
テーマ |
健康・スポーツ研究サブテーマ:21世紀の |
著書・論文
研究課題等 |
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ゼミ概要 |
1 このゼミの目標・内容・方法
21世紀の前半に世界の高齢化は一層進み,日本の高齢者の人口比が1対4に達するといわれ,生活・体力・健康にかかわる問題の克服や増進が地域や企業,行政に求められている。児童,中高年者,障害者,高齢者など対象に国民の健康とスポーツをテーマに学習し,実践力をいくらかでも向上させ,学習の成果を「ゼミナール卒業研究」にまとめることを目指す。
このゼミのキーワーズは,健康,体力,スポーツであり,その対象は身体障害者,児童,高齢者と全ての生活者である。健康と体力の発達および適応(変化)について学習し,社会での活用を追求する。そして,このゼミの目的は,
- 生涯にわたって心身ともに健康で活動的な社会人の育成
- 健康とスポーツの基礎的理解と実践を医療・社会福祉・企業・地域で活用する専門家の育成
健康とは環境に適応し,かつその人の能力が十分に発揮できるような状態を言う。健康と体力は,複雑な現代の生活をより安全に,より効率的に,より逞しく生きるための重要な生活の智恵と技法の一つである。発達や適応の考え方は,健康や体力が優れた人のみにあるものではなく,病気を有した人,障害を有した人,また高齢者など低位者にもその可能性は十分備わっている。
また,スポーツ場面にあっては,より美しく,より強く,より速くと言った一般的動作やスポーツの目的達成および成果の向上のためにも重要な領域である。特に障害者にとってのスポーツ活動は「生きること」そのものである。
2 ゼミの流れと進め方
言うまでもなくこのゼミは,体育学部や教育学部のスポーツ専門家養成ではない。発育発達,障害者福祉,高齢者福祉,健康福祉,保健福祉,スポーツ・レクリエーションなどの視点から深めよう。そのために見学,調査,実験,実習などの実践的手法を大切にして学習を進める。
2・3年次では,図書利用方法の学習,情報処理機器活用学習,文献抄読,実験実習,調査研究,データ整理方法,レポートの書き方,報告の仕方,論議の進め方,などの学習である。
ゼミ合同活動としては,合同コンパ,合同就職ガイダンス,合同見学実習,合同研究報告会,合同障害者スキー実践,合同スポーツ指導実践などバランスを保ちながら進める。
4年次では個人やグループでの卒業研究が中心になる。ゼミ卒業研究報告会の実施とゼミ卒業研究論文集「健康・スポーツ研究」を発行する。
3 ゼミ選択時および履修時の注意
- 本ゼミを希望する学生は,テーマ,目標,内容,方法をよく理解した上で,ゼミの先輩から聞くなど十分理解してエントリーすること。担当者への聞き取りや相談も歓迎します。
- ゼミ履修生選抜においては,希望票と面接を実施する。研究室面接掲示に注意する事,無断不参加者は,採用の対象とならない場合がある。
- 新ゼミ生は決定後も掲示に注目し,卒業研究報告会その他の小林ゼミ学習や行事に参加すること。参加できない学生は,担当者まで届け出ること。
- 新ゼミ生はゼミテーマに関連した予備学習の成果をレポート(テーマ自由,400字5枚程度)を3月1日までに研究本館3階小林研究室まで提出するか自宅まで郵送のこと。
- ゼミでの見学,調査,実習,実験およびその他の必要な活動に参加出来る条件を確保すること。
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使用テキスト |
担当教員からのメッセージ |
特に定めない。 |
大半の学生にとって学生生活最後の集団(仲間)である。学習に,スポーツに,遊びに,学生相互および担当者と大いに交流したい。ゼミ学習活動と就職活動,サークル活動,アルバイトなどとうまくバランスを保ち,結果もさることながら過程を大切に進めるので最後までやり抜いて欲しい。卒業してからゼミは楽しかったと言えるようにしたい。 |
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