CODE
006
担当教員
小 木 紀 親
テーマ
マーケティング研究〜生活者発想型マーケティングを中心に〜
著書・論文
研究課題等
[著書]
『マーケティング・ストラテジー』中央経済社,2000年
[共著書]
『消費者問題の展開と対応』放送大学教育振興会,1998年
[共訳書]
『賢い消費者』家政教育社,1998年
『小売マネジメント戦略』同文舘,2001年(予定)
[論文]
「リーガル・マーケティングの展開と課題」松山大学論集,1998年
「生活者発想型マーケティングと企業の消費者教育」『消費者教育16冊』(消費者教育学会学会誌),1996年他多数
[研究課題]
生活発想型マーケティング/リーガル・マーケティング/非営利組織のマーケティング
ゼミ概要
〔内容・方法〕
マーケティングとは,端的に言えば「市場における企業の戦略行動」を意味します。実際に,市場内では,常に各企業が,製品戦略,流通チャネル戦略,価格戦略,広告およびプロモーション戦略などを駆使して,その“せめぎあい”を展開しています。つまり,マーケティング研究とは,そうした企業の様々な戦略や市場における多様な現象を研究する領域といえましょう。
本ゼミナールでは,常に現代市場の現実的側面にスポットを当てつつ,とりわけ生活者の視点からマーケティング現象を研究していきたいと思っています。たとえば,ヒット商品やヒット経営を生活者視点からとらえてみたり,環境問題や悪徳商法に絡む消費者問題を考察してみたり,学校,美術館,役所,ボランティアなどの非営利組織のマーケティングの考察,CM広告の表現や効果的なプロモーションの探求,その他には流通システムや企業の経営組織の構造の解明など,幅広い研究対象を考えています。
ゼミの進め方としては,マーケティングの専門書の精読によるマーケティング理論の理解に始まり,ケース・スタディ(様々な企業の事例研究)やその時々のトピックスによるディスカッション,グループ研究による論文作成,企業見学,ゲストスピーカーによる講演,他大学ゼミとのディスカッション交流などによって,体系的かつ多角的な取り組みを考えています。
〔履修上の注意〕
(1)本ゼミナールは,主として専門演習T(2年次)と専門演習U(3年次)と合同で行うことを考えています。同期生のつながりとともに,縦のつながりも大切にするためです。それゆえ,水曜日の3・4時限目は連続してゼミ授業に使いますので,他の授業を入れないようにお願いします。同意してくれる学生が本ゼミを希望して下さい。
(2)特別のことがない限り,ゼミの無断欠席は絶対認めません(場合によっては除名)。ゼミ活動は,人と人との触れ合いの場であり,それは参加することで初めて達成されます。ゼミ内の人間同士の触れ合いを通じて,各々が人間的に成長していくことは,まさにゼミにおける最高の醍醐味であり,そのことを常に留意してほしいと思います。
(3)専門演習T・Uおよび卒業研究を継続して履修することを入ゼミ要件とします。
(4)その他のゼミ活動としては,ゼミ合宿,コンパなどの課外活動もあります。基本的にこれらもゼミの一貫です。
これらを通じて,いま企業が求める協調の精神を養っていきたいと思っています。“丁寧な教育・指導”,それが私のゼミに対するモットーです。
使用テキスト
担当教員からのメッセージ
小木紀親『マーケティング・ストラテジー』中央経済社,2000年。
その他,ゼミナール内において適宜指示する。
入ゼミに関しては,成績をあまり問いません。その人の能力,個性,ポテンシャル,情熱を特に重要視し,将来にわたりゼミを第一優先に考えてくれる人を希望します。
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