ゼミナール |
58 |
担当者 |
加 藤 静 夫 |
テーマ |
宮澤賢治〈童話〉から考える |
授業計画 |
〈童話〉は幅広い年齢層の読者に親しまれている文学形式です。書くもの,読むもの,聴くものの豊かな想像力によって創り出される世界が〈童話的世界〉だといえるでしょう。
子どもたちが童話を楽しむことができるのは,子どもたちが多くの〈知識〉に邪魔されずに(知識を身につけることを否定しているのではありません),その世界に入り込むことができるということなのではないでしょうか。そして,そのなかで〈自由に〉想像力を働かせることが童話を楽しむということなのでしょう。
私たちが他の人と交流し,互いに理解しあいたいと願うとき,もっとも必要とされるもののひとつが想像力ではないでしょうか。宮沢賢治の作品を中心に演習をすすめていくつもりですが,M. エンデなどの世界に広がっても楽しいかなとも思っています。 |
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