ゼミナール 36 担当者 小 泉 純 一
テーマ 文学・映画の中の福祉
授業計画
このゼミでは老人や子ども,障害者が生きる姿を扱った文学作品や映画を素材として,そこに福祉と関係したどのような問題が存在するかを考えてもらいます。文学や映画などの芸術や文化は一見生活に必要がないように見えますが,精神的な意味で人間にとって重要な意味を持っています。それは人間であることの証でもあります。
 また社会福祉という領域との関係でいうなら,文学作品や映画に福祉とかかわりがある問題がどのように取り上げられているかは,文化的な観点から福祉が持つ意味を確認できるという点で興味深い素材となると思います。
 ゼミでは学生一人一人が自分なりのものの見方を作り,それを言葉にして伝えることが求められます。どこのゼミに所属するにしても,自分の関心のある問題を選び,一年かけて自分の考えをまとめられるかどうかよく考えて下さい。


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