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204 |
担当教員 |
葛 西 修 |
テーマ |
老人福祉施設における高齢者サービスとは? |
著書・論文
研究課題等 |
著書 『社会福祉』 (共著) 金原出版 |
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ゼミ概要 |
人が生を受け長い人生を過ごす中で, 必ず迎える事がある。 それは老後であり, 死である。
かつては大家族と儒教思想により, 高齢者は家族の中で指導性と権威そして生活保障が保たれてきた。 現在では人生経験を積み知識を集積した高齢者でも家庭で, 社会でその存在を認められているのは一部でしかない。
経済の高度成長にともない労働力の都市集中と少子化核家族化に伴い高齢者は一気に上座から縁側にその席を移動した。
労働力確保のため, 地方から若者が都市に集中し高齢者は農村等に取り残された。
都市では住宅事情の悪化のため数人の家族が一同に生活出来なくなりつつ有る。
若者は若者で高齢者は高齢者のみの世帯を形成するにいたった
その中で高齢者の不安は, 老後の病気, 介護, 体が弱った時の生活の場所, 老後の生活を支える年金, 独り暮らしの時はどうするか等である。
これに対し納税者である国民に対する国の主な保障は年金, 在宅, 施設サービスに分かれる。
2000 年4月に実施された介護保険は介護を社会的に支援する事及び利用者による契約による選択, を主な目的として始まった。 が施設に置ける実態は利用者の重度か及び滞在に日数の長期化かの兆しが現れている。
又介護度による利用費の違いは差別化を国は要求しながら現場では一律の処遇と差別化の矛盾に苦慮している。
施設利用の主な目的は, 生活の場所確保, 家族の介護負担の軽減, 本人の日常生活動不安等が挙げられる。
施設利用者が今まで長い既存の生活をすて集団生活の中でどう自己実現していけるかは大きな課題である。
そこで一時的な滞在で有れ長期の滞在で有れ施設生活を強いられた人々の処遇の有り方を研究していきたい。
そこで本ゼミでは施設における高齢者サービスの在り方を調査を主に
1. 施設職員の業務内容の調査
―利用者との対話・傾聴時間と密接な関係有り
2. 次に施設職員の業務と高齢者のサービスの関連
3. 次に高齢者サービスの具体的内容調査
4. 次にサービスを受ける側の反応調査
5. サービスの財源的裏付けの調査
を2年間でし卒論に結びつけたい。 |
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使用テキスト |
担当教員からのメッセージ |
随時指定 |
今回は調査研究を主にするので, 主体的に取り組み共に学び, 作り上げていく事に喜びを感じる感性を大切にしたい。 |
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