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2018年度日本福祉大学・知多市社会福祉協議会・NPO法人なでしこの会
合同企画シンポジウム
「ひきこもる人の理解と支援を再検討する―青年期・中高年期各層に届く支援のあり方を探る―」を開催します

受付を終了しました。

ねらい

 ひきこもりは、青年期の問題だけではなく、青年期・中高年期(部分的には思春期を含む)にわたる年齢幅の広い問題であることはこの間の合同企画によっても明らかになってきました。年齢幅の広い問題であるということは、長期化・高年齢化(年長化)するということが現実的課題になっているということでもあります。そのため青年期・中高年齢期にわたり年齢幅を広く見た複合的で長期の支援が必要です。

 思春期段階の学校との関係のあり方から青年期の対人関係(自分との関係を含む)や社会関係をめぐる諸課題、中高年齢段階の親の高齢化・親亡き後の対応のあり方までを含みます。また、青年期・中高年期の課題であるということは、一般社会のあらゆる社会的関係(諸々の人間関係、地域社会との関係、精神科医療に深く関わるこころの課題など)と関わっています。それらを幅広く視野に入れた対応のあり方を検討する必要があります。

 こうして青年期・中高年期各層に届く支援のあり方を探ることが私たちの切実な課題です。
 今回のシンポジウムでは、@家族や支援者は、長年ひきこもっている当事者にどう関わるか、A家族との関係が不安定な当事者にどう対応するか、B就労や地域社会との関わりなど社会的活動にどうつないでいけるか、C公的支援施策・支援施設に何を望むか、D民間支援団体の活動方向や課題は何か、などの点も検討したいと思います。

 では当日会場でお目にかかりましょう!

概要

◆日時

2018年12月1日(土) 開場12:30 開会13:00 (〜閉会17:00)

◆場所

日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階

◆定員

100名(当日参加可能)

◆参加費

500円(当事者家族は、1家族500円)

◆締切

11月22日(木)17:00 ※当日参加可能

◆参加申し込み

受付を終了しました。

◆お問い合わせ先

NPO法人なでしこの会(フレンドシップなでしこ)
TEL:052-882-1119 (火〜金 13:00〜17:00)
メール:space-friendship@chorus.ocn.ne.jp

プログラム

13:00 <開会挨拶>
13:10

15:30
(途中休憩有)
<報告>

①家族会の取り組みと私たちの求める支援
NPO法人なでしこの会  田中 義和氏

②知多市のひきこもり支援の取り組みから思う「地域支援ネットワーク」
知多市社会福祉協議会  河村 康英氏

③本人が受け入れやすい支援の条件
ヒューマン・スタジオ代表・相談員  丸山 康彦氏

④長期化・年長化したひきこもる人への支援 多面的で持続的な支援を
日本福祉大学名誉教授・心理臨床相談室研修指導員  竹中 哲夫氏

15:45

16:45
<質疑応答>

上記報告者が会場からの質問にお答えします。
当事者家族の現状や意見を聞き、家族の声を視野に入れ、地域での支援ネットワークのあり方、一人ひとりの当事者および家族に対応する支援のあり方などを検討します。

16:50 <閉会挨拶>

会場案内

◆日本福祉大学 名古屋キャンパス会場 交通案内
  • JR「名古屋」駅より、中央本線「中津川」行き乗車 「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

  • 地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗換

    鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

※車でお越しの際には、近隣の有料駐車場をご利用ください。(大学駐車場なし

日本福祉大学 名古屋キャンパス住所
〒460-0012  名古屋市中区千代田5-22-35

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