2017年度日本福祉大学心理臨床研究センター講演会
アスペルガー的人間の時代
−青年たちの心にどう向き合うのか−
申し込みを締め切りました
アスペルガー症候群への関心が過剰とも思えるほど高まっている。いまや臨床の現場を越えて、どこの学校でも‘アスペっぽい’人たちがすそ野を拡げていて、青少年の心一般を理解するうえでもアスペルガー問題は避けて通ることができなくなっている。ところがこの状況にどのように向き合えばいいのか、固有の物語(アイデンティティ)に縛られない彼らは、しばしばわれわれの予想をはるかに越えてしまい、なかなかアクセスポイントが見つからない。とにかく肝心なことは、彼らの内面で何が起こっているのかを把握し、そこに出没する「みえるもの」/「みえないもの」の反転を見逃さないこと。この講演ではアスペルガー的人間の心にどのような秘密が隠されているのか、いくつかのケースを手がかりに、その謎をひも解いていきたいと思う。
概要
◆日時
2018年3月4日(日) 10:00〜12:00
◆場所
日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階
◆定員
100名 (先着順)
◆申し込み期限
2018年2月24日(土) (定員になり次第締め切らせていただきます。)
◆参加費
無料
◆参加
- 対人援助に関わる専門家
- 心理臨床系の大学院生・大学生
- 一般の方(やや専門的な内容のため、参考図書『幻想としての<私>:アスペルガー的人間の時代』を読んでのご参加をお勧めいたします)
◆主催
日本福祉大学心理臨床研究センター
◆申し込み・お問い合わせ先
日本福祉大学 心理臨床研究センター(心理臨床相談室)
shinri-kouza@ml.n-fukushi.ac.jp
定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
プログラム
9:30 | 受付開始 |
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10:00 | <開会> |
10:00 〜 11:30 |
<講演>
アスペルガー的人間の時代 |
11:30 〜 12:00 |
<質疑応答> |
講師プロフィール
【略歴】
広島大学医学部卒業。静岡県立病院養心荘(こころの医療センター)、大垣市民病院精神神経科、名古屋大学医学部精神科講師を経て、日本福祉大学子ども発達学部心理臨床学科教授。医学博士。専門は精神医学、精神病理学。
【著書】
『幻想としての〈私〉: アスペルガー的人間の時代』(勁草書房, 2017)
『なぜ自殺は減らないのか』(勁草書房, 2013)
『「豹変する心」の現象学』(勁草書房, 2009)ほか。
会場案内
◆日本福祉大学 名古屋キャンパス会場 交通案内

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JR「鶴舞」駅下車、徒歩2分
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地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。
※車でお越しの際には、近隣の有料駐車場をご利用ください。
(大学駐車場なし)
日本福祉大学 心理臨床研究センター
(心理臨床相談室)
〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35