News&Topics

日本福祉大学・知多市社会福祉協議会・NPO法人なでしこの会
合同企画シンポジウム2017
「家族会運営体験に学び、長期化するひきこもり支援・家族の対応を考える」を開催します

受付を終了しました。

台風21号の接近に伴う企画の開催について

 台風21号の日本列島への接近に伴い、開催当日(10月22日(日))の午前10時の時点で、以下の状況にある場合は、会場となる日本福祉大学の規程に基づき、開催を中止いたします。

  • 名古屋市に暴風警報、または特別警報(大雨・暴風)または避難準備情報が発令されている場合
  • 名古屋市営交通の地下鉄およびバスが全面運休の場合

 また、台風の接近状況、天候状況により、事前に開催中止の決定を判断する場合もございますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
 開催中止が決まった場合には、本学ホームページ−研究活動−お知らせ欄にて告知をしますので、以下をご確認いただきますようお願いいたします。

ねらい

 私たちは昨年、「『親の高齢化・親亡き後』のひきこもる人の生活の安心のために」のテーマのもと、長期・年長のひきこもる人の生活の安心を中心にシンポジウムを開催しました。ご家族を始め多くの関係者の参加と討論があり、この問題が切実かつ困難な課題であるものの、障害者福祉分野での進んだ取り組みにも学び、今後に展望を描くことが可能であることを実感することができました。

 さて今年は、「家族会運営体験に学び、長期化するひきこもり支援・家族の対応を考える」をテーマに、引き続き、長期化・年長化するひきこもる人の生活の安心や社会との関係の改善、これらに対する家族の対応や支援者の課題について考えたいと思います。日常生活の安心、将来の生活への不安の軽減、社会との関係の改善、豊かで心休まる家族関係や地域との関係の形成、働くことをどうとらえ生活の中に生かしていくようにしたらよいのか、親の高齢化・親亡き後の対応をどうしたらよいのか、支援者はひきこもる人および家族の思いや願いなどを尊重しながらどう支援を進めたらよいのか、など課題はつきません。これらの課題について幅広く語り合うために3つの報告を用意しました。

報告1 大脇正徳氏(なでしこの会相談役(前理事長))
長くなでしこの会(ひきこもり家族会)の運営に携わった体験を踏まえ、家族会から見える長期化するひきこもる人の実態、家族の実情、なでしこの会で試みた支援、家族会の課題や支援者への要望、公的支援施策に関する要望などを語っていただきます。

報告2 船越明子氏(兵庫県立大学看護学部)
ひきこもる人とその家族の支援およびひきこもり研究に取り組んでこられた支援者(研究者)の立場から、家族の歩みとひきこもる人の変化を巡って今考えていること、これからの支援に必要なことなどを語っていただきます。

報告3 竹中哲夫氏(日本福祉大学心理臨床相談室)
ひきこもる人の生活や社会との関わり方をできるだけ広い視野から検討し、ひきこもる人の生活の安心と将来への不安の軽減、より豊かな生き方の模索などについて語っていただきます。

 以上3人の報告者の体験や考え方を聞いたうえで、参加者全員で自由な討論をしたいと思います。このシンポジウムが、長期化・年長化するひきこもる人の実情を知り、参加者の多様な体験や意見を知る場となり、合わせて、家族の日常の対応を考える上で有益であり、支援者の今後の活動に生かすことのできる指針が得られ、また、何よりもひきこもる人自身の生活の安心が高まり、生活内容が豊かになるためのヒントが得られることを願っています。皆様のご参加と活発な討論が展開されることを願い、ご案内いたします。

 では当日会場でお目にかかりましょう!

概要

◆日時

2017年10月22日(日) 開場12:30 開会13:00 (〜閉会17:00)

◆場所

日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階

◆定員

100名(当日参加可能)

◆参加費

500円(当事者家族は、1家族500円)

◆締切

10月14日(土)17:00 ※当日参加可能

◆参加申し込み

日本福祉大学 心理臨床相談室
FAX:052-242-3056
メール:shinri-kouza@ml.n-fukushi.ac.jp
※大学相談室では、お問合せおよびお電話でのお申込みは受付けておりません

受付を終了しました。

◆お問い合わせ先

NPO法人なでしこの会(フレンドシップなでしこ)
TEL:052-882-1119 (火〜金 11:00〜17:00)

プログラム

13:00 <開会>
13:10

15:25
(途中休憩有)
<報告>

①ひきこもり支援・家族会運営に関わって見えてきたこと
-16年間のなでしこの会の取り組みについて-

NPO法人なでしこの会 相談役(前理事長) 大脇 正徳氏

②親・家族のあゆみと子どもの変化
-親の歩みを助けるものは何か-

兵庫県立大学 看護学部 准教授 船越 明子氏

③「広義の社会生活視点」から長期・年長ひきこもり支援を考える
-「今より少しずつ自由になる」ために-

日本福祉大学名誉教授・心理臨床相談室研修指導員 竹中 哲夫氏

15:35

16:35
<シンポジウム>

上記報告者による討論を行います。
コーディネーター:
日本福祉大学名誉教授・心理臨床相談室研修指導員 竹中 哲夫氏

17:00 <閉会>

会場案内

◆日本福祉大学 名古屋キャンパス会場 交通案内
  • JR「名古屋」駅より、中央本線「中津川」行き乗車
    「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

  • 地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗換

    鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

※車でお越しの際には、近隣の有料駐車場をご利用ください。
大学駐車場なし

日本福祉大学 名古屋キャンパス住所
〒460-0012  名古屋市中区千代田5-22-35

News&Topicsへ戻る