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日本福祉大学・知多市社会福祉協議会・NPO法人なでしこの会
合同企画2014
「私たちのひきこもり支援:到達点と課題
−長期・年長化の実態にも対応できる支援の構築のために−」を開催します

開催を終了しました。

ねらい

○愛知県下の公・民諸団体の重点的取り組みとネットワークの到達点と課題を学ぶ
○有効な(効果的な)支援方法論(可能性と課題)に学ぶ
○長期・年長化の実態にも対応できる支援のあり方を考える

今、ひきこもり支援をめぐって、多くの課題が明らかになってきました。まず注目されていますのは、ひきこもる人の高年齢化とひきこもり期間の長期化です。30歳以上、5年以上という人も少なくありません。島根県の最近の調査(2014年3月公表)では、40歳以上の人の比率が5割を超えています。また10年以上ひきこもっている人が3割を超えています。他の地域の調査結果も40歳以上の人が3割を超える傾向にあります。
近年、ひきこもりの実態と支援のあり方が注目され、法制度の前進もありましたが、必ずしも順調に成果が上がっているわけではありません。そのことが長期化・年長化実態にも反映されていると言えます。このようなことは、本人の悩みであることはもとより、家族の悩み、支援者の悩みであり、若者の幸せを支える地域の課題であるとも言えます。
ひきこもり支援においては、必要とされる支援内容も広範囲で、かつ、長期対応が望まれます。個別支援、グループ支援、家族支援、就労支援、ライフプランに関する支援などを視野に入れる必要があります。制度のあり方を考える必要もあります。
もちろん、長期・年長のひきこもる人だけでなく、ひきこもり始めてもまだ長期化していない人、年齢的にも若い人たちの支援も重要な課題です。この人たちの支援が有効に行われるならば、長期化・年長化の状況を変えていくことにもつながります。
以上のようなことを踏まえ、今回は、身近な愛知県下の動きを中心に、親の会の動き、社会福祉協議会の動き、ひきこもり支援に取り組む相談室などの動きを学び、かつ、子ども・若者支援地域協議会の立ち上げなど、自治体の動きや公民のネットワークづくりの実情にも学びたいと思います。

概要

◆日時

2014年11月8日(土) 開場12:30  開会13:00 (〜閉会16:35)

◆場所

日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階

◆定員

80名 (当日参加可能) 

◆参加費

無料

◆締切

10月31日(金)17:00 ※当日参加可能

◆参加申し込み

日本福祉大学 心理臨床相談室
FAX:052-242-3056 メール:shinri_kouza@ml.n-fukushi.ac.jp
※大学相談室では、お問合せおよびお電話でのお申込みは受付けておりません

開催を終了しました。

◆お問い合わせ先

NPO法人なでしこの会(フレンドシップなでしこ)
TEL:052-882-1119 (火〜土 10:00〜18:00)

プログラム

13:00 <開会>
13:05

15:15
(途中休憩
10分)
<報告>

①なでしこの会の支援の到達点と課題 
 〜親の会が相談支援に取り組んでみて〜

  NPO法人なでしこの会 相談員 竹内冬彦 氏(精神保健福祉士)
②知多市社協のこれまでの取り組みの到達点と課題
 〜住民力を活用した孤立させない支援へ〜

  知多市社会福祉協議会 統括主任 河村康英 氏(社会福祉士)
③訪問支援の可能性と課題
  日本福祉大学 名誉教授 竹中哲夫 氏(臨床心理士)
④大府市の子ども・若者支援施策の現状と課題
  大府市市民協働部青少年女性室  主任 夏目誠二 氏

15:30

16:30
<ディスカッション>

上記報告者と参加者による討論を行います。
コーディネーター:日本福祉大学 名誉教授 竹中哲夫氏

16:35 <閉会>

会場案内

◆日本福祉大学 名古屋キャンパス会場 交通案内
  • JR「名古屋」駅より、中央本線「中津川」行き乗車
    「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

  • 地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗換

    鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

※車でお越しの際には、近隣の有料駐車場をご利用ください。
大学駐車場なし

日本福祉大学 名古屋キャンパス住所
〒460-0012  名古屋市中区千代田5-22-35

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