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ごあいさつ

日本福祉大学パラスポーツ研究所

所長 三井利仁

 2021の夏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が、史上初となるコロナ禍での開催となり、開催には賛否両論の声が寄せられましたが成功裏に終わることが出来ました。この大会を機に多くの関心がパラスポ-ツに集まりました。このパラスポーツの機運を一時的なことにとどめず、持続可能なスポーツの実施をテーマとして広く研究を進める必要性があると思います。本学では「スポーツを360°科学する」をコンセプトとして2017年度にスポーツ科学部、2021年度に大学院スポーツ科学研究科を開設し、スポーツ活動を通じて人々の人生を豊かにすることができる人材の育成に取り組んでおります。

 日本福祉大学パラスポーツ研究所は「パラスポーツ」「パラリンピック」および「スポーツ科学」を主な研究対象とし、各領域で生じている諸課題に対して総合的な視点から、その解決方法を研究することを目的としています。学内外の研究者、自治体、企業、非営利団体等諸機関と協力し、学際的・総合的な研究を行う組織として、誰もが参加し楽しむことが出来るスポーツ活動が、持続可能な文化として息づく社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。