「看護実践研究センターシンポジウム」を開催しました
2022年2月22日
日本福祉大学看護実践研究センターでは、多職種連携に焦点をあてたシンポジウムを毎年開催しています。今年度は、「災害時の多職種構成チーム間の連携」と題したシンポジウムを「Zoom」を用いてオンラインで開催し、関係者含めて全国各地から110名の方にご参加いただきました。
災害時には、DMATをはじめとした高い専門性を有するチームが活動を行い、豊富な活動実績により活動内容も広く周知されています。この他にも、様々な専門領域から災害時に活動する多職種チームが発足に向けて動き始めている中で、今回のシンポジウムでは、シンポジストの方より各チームの活動内容等を紹介して頂き、自然災害だけでなく、コロナ禍における災害支援も交え、チームにおける支援人材の育成や、チームの特徴を理解した相互連携等について意見交換がなされました。
開会挨拶 看護実践研究センター センター長 山口 桂子 看護学部 学部長 白尾 久美子 |
シンポジウム ●災害派遣医療チーム DMAT: ●災害派遣精神医療チーム DPAT: ●災害支援経験を有する歯科医師: ●災害支援ナース: ●災害派遣福祉チーム DWAT: 座長 名古屋掖済会病院 副院長・救命救急センター長 北川 喜己 氏 日本福祉大学 看護学部 教授 新美 綾子 氏 |
ご参加いただいた方からのご感想(一部抜粋)
・最先端で実際に活動されている皆様のお話は大変勉強になりました。あらためて、多職種連携の在り方を考える良い機会となりました。
・災害時のみならず、平時から同職種間、多職種間の連携がいかに大切か再認識しました。普段から、自分にできることを積み重ねていくことが、災害時にもつながると思いました。多職種の活動を新たに知れたことで大変勉強になりました。ありがとうございました。
・どの組織に何ができて何が得意で、どの分野は漏れているのかという情報共有の場が日頃から必要だと思いました。最後に災害時の子どものケアについて肯定的な意見が出たのは大変嬉しかった。
・他職種連携があっての災害支援だと痛感しました。平時からの備え、自分がするべきことを考える機会となりました。ありがとうございました。
・お互いのチーム活動内容を知り、強みを活かし弱みをカバーしあえる災害支援活動が行える事が最強だと感じました。研修が次々と中止になる中、とても良いお話を聴く機会になりました。ありがとうございました。
・各シンポジストから事例や実践活動を含めての説明だったので、災害時支援チームそれぞれの活動内容がとてもよくわかりました。また、シンポジストの方々の支援に対する熱意がとても伝わってきて、引き込まれていくような大変良いシンポジウムでした。ありがとうございました。
・現場で活躍されている方々の話は とても貴重でためになりました。多職種の連携は混乱した現場では難しいように思えますがそれぞれが平時より 研修、連携が大事なのだと思いました