看護実践研究センター「研究方法セミナー 看護研究の概要:看護研究とは?」を開催しました
2021年08月02日
日本福祉大学看護実践研究センターは、地域に開かれた大学を目指して、看護学部の特色を生かした地域連携・地域貢献を実践し、研究することを目的として2015年に開設し、看護実践における研修プログラムを開講しています。
7月16日(金)に看護実践研究センター公開プログラム 研究方法セミナー「看護研究の概要:看護研究とは?」(講師:看護学部 准教授 大橋幸美)を日本福祉大学東海キャンパスにて開催し、当日は、主に病院の看護職の方30名に参加いただきました。
看護の質の向上、看護業務の改善等に役立てることなどを目的として行われる「看護研究」を進める上での研究テーマの設定の仕方や文献の読み方、研究計画書の作成方法のほか、研究活動内容を成果とする論文執筆、投稿について、講義が行われました。
看護研究を形にする中で、日々の看護実践に看護研究のヒントが隠されており、自身の業務や看護実践の振り返りの重要性について、講師の臨床現場での体験をもとに紹介されました。
参加者からの感想(抜粋)
〇職場で看護研究を教育する立場でどのようにわかりやすく説明したらいいのかすごく勉強になりました。
〇看護研究について漠然とした苦手意識があったが、具体的にプロセスを知ることで自分の持っているモヤモヤや、患者、家族看護に活かしたいと思っている支援を科学的にとらえ研究し、その有用性を周囲に示せるように取り組みたいと思いました。
〇研究テーマを考える時点で、なかなか意見が出ないこともあり、どのようにすすめていけば良いかわからなかったが、今回の講義を聞き、日々の看護実践をまずは、振り返ってみようと思い、とても参考になりました。
日本福祉大学看護実践研究センターでは、看護学部の特色を生かした公開プログラムを開催しています。2021年度の開催は以下よりご案内しています。