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お知らせ・活動報告

「看護実践研究センターシンポジウム」を開催しました

2021年2月26日

 日本福祉大学看護実践研究センターでは、多職種連携に関するシンポジウムを毎年開催しています。
 今年度は、保健・医療・福祉における多職種連携として、「新型コロナ感染災禍における、切れ目のない在宅医療と介護の有機的な連携と実践」と題し、2月20日(土)にシンポジウムを開催しました。シンポジウムは「Zoom」を用いてオンラインで開催し、関係者含めて60名もの方にご参加いただきました。

 シンポジウムでは、本学東海キャンパスの所在地である東海市おける在宅医療・介護支援体制構築の実際の取り組みについて、各シンポジストの立場からのご報告と意見交換を行いました。COVID-19により外出自粛を求められ、人と接する活動が制限される状況にある中で、それぞれのお立場から実際に苦労されている事例を交えつつ、いかにして東海市が連携を取り、支援を続けてきたかをご紹介いただきました。

開会挨拶 日本福祉大学看護実践研究センター長 山口桂子

シンポジウム

1.新型コロナ感染災禍における保健・医療・福祉の多職種連携

東海市 市民福祉部 高齢者支援課 高齢者支援ネットワークセンター長 牧田尚子氏

2.東海へいしゅうくんネットワークを活用した多職種連携の実際

久野医院 院長 久野一典氏

3.多職種連携の重要性と訪問看護の役割

訪問看護ステーション どんぐり 訪問看護師 小澤孝江氏

4.切れ目なくサービスを提供することの難しさ

ささゆり居宅介護支援事業所 介護支援専門員 形屋里志氏

5.新型コロナ感染災禍における地域支えあい活動について

手代ヶ丘地域支えあい会 元民生委員 小関成明氏

座長

看護学部   教授  平田弘美

社会福祉学部 准教授 伊藤美智予

参加いただいた方より寄せられたご感想(一部抜粋)

・コロナ禍における多職種連携の大切さを再度確認した
・ICTを活用したネットワークのお話が興味深かった
・地域医療連携、訪問看護も苦労されている現状を知り、ICTの重要性を認識している中で活用している実際のお話を聞くことができてよかった。
・有機的な連携というイメージのわかない言葉を、地域支えあい活動において声を掛け合う、仲間と話し相談する、行政に連絡する、といった具体的に実践者の言葉で語っていただきわかりやすかった。