日本福祉大学スーパービジョン研究(質的研究分野)
成果報告会

 日本福祉大学スーパービジョン研究センターで実施してきた科学研究費助成事業基盤研究(B) 「ヒューマンケアにおける重層的スーパービジョンシステムの構築に関する研究(平成30~33年度)」では、いくつかの分野に分かれて研究を進めてきました。
 その一つ、質的研究分野では、メンバーが個々人で、また、日本福祉大学質的研究会として、研究に取り組んできました。

 今回、それらの研究成果の報告会を下記の要領で行います。
 報告会で発表される研究には、様々な質的研究が用いられており、今後、質的研究法による分析に取り組もうという方には、実践例を通して多様な質的研究法を学べる機会としています。
 年度末の慌ただしい時期ですが、たくさんの参加をお待ちしております。

 なお、ご参加については下記フォームより3月4日(金)までにお申込みください。※参加料金は無料です

受付終了いたしました

日時
2022年3月20日(日)
12:30~16:30
方法

対⾯またはオンライン

*いずれかご都合の良い⽅法をご選択ください

対面会場: 日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階

オンライン配信: Zoom

プログラム

第Ⅰ部(12:30~15:00)

質的研究のショーケース

(1)定位家族から独立する暮らしを選択した統合失調症者9名の意識変容プロセス
-質的研究手法としてのTEMを用いて-

塩満  卓

(2)ある男性の非行からの離脱のプロセス
-発生の三層構造(TLMG)によるインタビューデータの分析-

坂野 剛崇

(3)認知症ケアのアセスメントプロセスに内在する実践感覚の記述的研究
-M-GTAによるプロセスの構造化と暗黙知への現象学的接近-

鈴木 俊文

(4)福祉施設におけるHIV陽性者の受入れに伴う福祉従事者の意識変容プロセス
-量から質への展開-

山内 哲也

第Ⅱ部(15:00~15:40)

質的研究会活動のストーリーライン

(1)学びを紡ぐ協働の場 ‐ 研究会活動をデータとして -

牛塲 裕治

(2)質的研究会が目指す研究活動支援
-事始め、夏季ゼミ、継続の3ステップ研修を辿って-

谷岡三千代

第Ⅲ部(15:40~16:30)

あざなえる3本の縄-研究すること×実践すること×教えること-

講演:田中 千枝子教授

参加申し込み方法

申込締切

2022年3月4日(金)

受付終了いたしました

※個人情報の取り扱いについて:申し込み者の個人情報は、本研究会の運営および本学が実施する各種講座などの案内に利用させていただくことがあります。その他の目的には一切使用いたしません。

問い合わせ先

日本福祉大学 研究課

TEL:052-242-3050 
FAX:052-242-3072 
Email: kakidai_entry@ml.n-fukushi.ac.jp