日本福祉大学は2023年度に学園創立70周年を迎え、2025年度にはウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンターを開設しました。このたび、ウェルビーイング工学研究センターおよびスタートアップセンターの活動を広く社会に向けて発信するため、開設記念シンポジウムを学園創立70周年事業として開催いたします。
医療・福祉関係の専門職の方々やマネジメントに関わる方、介護テクノロジーおよび周辺技術・参入を考えている企業や団体、また障害当事者、学部生・大学院生、大学教員や研究者の皆様のご参加をお待ちしております。
日時 |
2025年 9月20日(土) 13:00~16:15 |
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会場 |
STATION Ai 1階「イベントスペース」 |
主催 |
日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター 日本福祉大学スタートアップセンター |
後援 |
Tongali、日本福祉大学同窓会 ほか |
参加費 |
無料 |
プログラム
13:00~
開会のあいさつ
児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)
13:10~
【講演1】 「ICFの視点で福祉機器を利活用した自立生活支援」
大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、
公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))
13:55~
【講演2】 「企業や福祉施設等との共同研究・開発に求められること
~リハエンジニアとして,企業との機器開発に携わってきた経験から~」
松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、
元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)
14:40~ 休憩
14:50~
パネルディスカッション
パネリスト
- 大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))
- 松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)
- 児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)
モデレーター
- 渡辺 崇史(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター幹事、工学部教授)
15:35~
まとめ・閉会のあいさつ
小松 理佐子(副学長、日本福祉大学スタートアップセンター長、社会福祉学部教授)
15:45~
懇親会(会場内で名刺交換会、交流会)
16:15 終了
講演テーマ・内容・講師(パネリスト)のご紹介
【講演1】 13:10~「ICFの視点で福祉機器を利活用した自立生活支援」
大橋 謙策(日本福祉大学客員教授、日本社会事業大学名誉教授(元学長)、
公益財団法人テクノエイド協会顧問(前理事長))
- ICIDH(国際障害機能分類)とICF(国際生活機能分類)の違い
- ICFの考え方を踏まえた福祉機器の利活用による生活圏域の拡大、生活行動様式の利便性の向上、生活の質の向上
- 障害者、高齢者が福祉機器を利活用しやすいシステムの構築の必要性
- 障害者、高齢者の生活ニーズに対応した福祉機器プランナーの人材と養成
講師略歴 大橋 謙策(OHASHI Kensaku)
- 1970年4月:女子栄養大学助手
- 1974年4月:日本社会事業大学専任講師
- 1984年4月:日本社会事業大学教授
- 2005年4月:日本社会事業大学学長
- 2010年4月:日本社会事業大学特任教授
- 2011年4月:日本福祉大学客員教授 (~現在に至る)
- 2014年4月:東北福祉大学大学院教授
- 2022年9月:日本医療大学客員教授 (~現在に至る)
【講演2】 13:55~ 「企業や福祉施設等との共同研究・開発に求められること ~リハエンジニアとして,企業との機器開発に携わってきた経験から~」
松尾 清美(KT福祉環境研究所 所長、リハビリテーションエンジニア、
元佐賀大学医学部附属地域医療科学教育研究センター准教授)
車椅子で生活するリハエンジニアとして企業との機器開発に45年間携わってきた経験と、障害者や障害児、高齢者、難病者等から受けてきた相談支援の経験から、いくつかの開発事例(開発チームとを開発の流れなど)を紹介しつつ、開発機器の使用評価モニタリングの状況や、企業や福祉施設等との共同研究に求められることをユーザー視点に立って講演する。
講師略歴 松尾 清美(MATSUO Kiyomi)
- 1976年:大学3年(21歳)時、交通事故で脊髄損傷。車椅子となり復学
- 1979年:総合せき損センター医用工学研究室で福祉機器と住環境の調査研究開始以降、
身体障害者の身体機能と生活方法、生活機器や生活環境の設計研究に24年間従事、
福祉機器開発を多数行う。 - 2003年:佐賀大学医学部准教授,教育と移乗・移動機器や生活環境研究に従事。
複数の機器開発会社と共同開発を行い福祉機器を上市。 - 2017年:一社)こうしゅくゼロ推進協議会を設立し、代表理事に就任。
- 2019年:合同会社KT福祉環境研究所を設立し、代表に就任。(~現在に至る)
ウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンター
登壇者(パネリスト・モデレータ・ごあいさつ)のご紹介
パネリスト:児玉 善郎(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター長、工学部教授、元学長)
モデレーター:渡辺 崇史(日本福祉大学ウェルビーイング工学研究センター幹事、工学部教授)
まとめ・ごあいさつ:小松 理佐子(副学長、日本福祉大学スタートアップセンター長、社会福祉学部教授)
KODAMA Yoshiro
WATANABE Takashi
KOMATSU Risako
参加申し込み
参加料金
無料
申し込み方法
以下の申込フォームからお申し込みください。
申し込み締切
2025年 9月2日(火)
※定員に達し次第締切となります。
対面会場のご案内
STATION Ai 1階「イベントスペース」
JR鶴舞駅(STATION Ai前 駅)から徒歩約6分
(〒466-0064愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32)
※イベント専用の駐車場はございません。公共交通機関でお越しいただくか、近隣の有料駐車場をご利用ください。

問い合わせ先
日本福祉大学 ウェルビーイング工学研究センター/スタートアップセンター事務局
日本福祉大学研究課 Email: kenkyu@ml.n-fukushi.ac.jp