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表 2 相談対象者の主たる疾患・障害名
3. 2 施設等からの相談対応結果 表3 施設等からの相談対応結果
表 4 相談施設の属性
3. 3 施設等からの相談対応結果 今年度は学生生活等における支援機器のニーズ把握を行うため,日本福祉大在学生,入学予定の高校生,および付属高校生の相談にも対応した.来所相談の他,美浜キャンパス障害学生支援センターでの相談を月一回の定期相談日を設けて行った.また,必要に応じて訪問相談にも対応した.個別相談のうち,学生からの相談実人数は9名,相談のべ回数は12回であった. |
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3.4 相談内容の分類 相談内容の分類を表5に示した.一人の相談に対して,関連した複数の福祉用具や支援機器の相談を受けている.表5において,相談内容別のべ件数合計195件に対し,パソコン関連(27%),操作スイッチ(13%),補助用具(13%),移動用具(13%),姿勢保持・座位保持用具(12%),コミュニケーションエイド(9%)の順に多かった. 表5 相談内容の分類(数値はのべ件数)
3.5 考察 相談者一人に対する平均相談回数は,ほぼ2回となった(表1・表3参照).この数値は継続中の相談も含まれているので,この回数内で相談が完了するというわけではないが,逆に言うと1回で相談が終了するのではないことも示している.実際の相談では相談初回も含めて少なくとも1回は詳細な内容の聞き取り,ニーズ把握,用具適合に必要な要因の評価等の時間に当てられ,2回目以降が具体的な用具の適合支援およびその試用評価等に当てられている.特に次のような適合相談に関しては,数ヶ月単位の期間を必要とされる.
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Copyright(C):2006, The Research Institute of System Sciences, Nihon Fukushi University