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社会連携

 社会福祉実習教育研究センターの事業の柱の一つに「社会連携・ネットワーク形成事業」があります。実習教育は、多くの福祉現場、医療現場などにご協力いただいており、社会福祉実習教育研究センターによる福祉現場、医療現場との社会連携・ネットワーク形成は重要な事業の一つとなっています。
 よりよい実習教育を展開するには、本学の実習教育を実習受入先にご理解いただき、実習生の指導に際しては本学と実習受入先が連携しながら進めることが大切になっています。それだけに、「実習教育研究」をとおした実習受入先に対する支援や地域の福祉の発展のための社会連携・ネットワーク形成の課題は、実習教育の充実に不可欠な事業であると考えています。
 また、本学の実習教育は全国各地の福祉や医療の現場で働く多くの卒業生に支えられており、そのネットワークを形成しています。

提携社会福祉法人制度(全国各地の社会福祉法人との連携)

 全国14箇所の社会福祉法人との間で、社会福祉法人における社会福祉の実践と日本福祉大学における社会福祉教育・研究を基本にした事業の交流をはかり、地域社会と社会福祉の発展に寄与することをめざして「覚書」を交わしています。

14箇所の提携社会福祉法人の紹介

提携社会福祉法人サミット

 各社会福祉法人の代表者と大学教職員が一堂に会し「提携社会福祉法人サミット」を実施しています。社会福祉の動向が目まぐるしい様相を見せる中で、社会福祉法人が果たさなければならない役割や責任などについて様々な角度から意見の交換を行っています。2008年度に「第1回提携社会福祉法人サミット」を開催し、その後、毎年1回開催しています。

災害担当者研修会の開催

 2011年3月11日、東日本大震災で被災した提携社会福祉法人の仙台市社会事業協会とその周辺施設などに対して、4月に入り提携社会福祉法人による介護等職員の人的派遣を中心とする支援を行いました。全国の組織的な人的支援活動が展開される前に、提携社会福祉法人による人的支援(約310人)が展開されました。
 この経験と教訓をもとに2013年2月本学と提携する社会福祉法人の間で「災害時の連携・支援に関する覚書」を締結し、2016年度より「災害担当者研修会」を開催しています。

提携社会福祉法人の皆さまへ

提携社会福祉法人の皆さまに向けて各種研修動画等を公開しております。

※資料にはログインパスワードが必要です。

実習受入先との連携など

愛知県・知多地域

 毎年、愛知県内・知多地域の多くの福祉関係施設・事業所に、社会福祉士資格取得に係る実習の受入や実習教育に関わる授業の講師派遣をしていただくなどのご協力をいただいています。

福祉現場と専門職養成をつなぐフォーラム愛知

 「福祉現場と専門職養成をつなぐフォーラム愛知」は、2014年10月に、本学社会福祉学部の社会福祉士実習にご協力をいただいていた愛知県内の社会福祉法人に呼びかけ、人財確保と人財養成について考えることを目的として発足しました。現在、趣旨に賛同いただいた愛知県内の17法人と連携し、情報共有や意見交換を行っています。また、県内の社会福祉法人等に向け、年2回程度の研修会を開催し、社会福祉の発展に寄与すべく取り組みを行っています。

意向調査アンケート

< 回答締切 11月15日(金)>

知多中・南部居宅介護サービス事業者連絡会

 本学が事務局を担当する知多中・南部居宅介護サービス事業者連絡会があります。知多地域の半田市、常滑市、阿久比町、武豊町、美浜町、南知多町で介護サービス事業を展開する89法人、235事業所(※2022年2月末日時点)を会員とし、地域の福祉の発展と介護事業者の研鑽を目的に年6回程度の研修会が開催されています。

実習教育に関する研修会・講座

 社会福祉士養成教育は、養成校と実習受入先との緊密な連携のもとでの実習(ソーシャルワーク実習)が求められています。実習受入先と一体となった実習教育を展開するために、実習受入先の実習指導担当者を対象にした研修会などを実施しています。

出版事業

 2015年3月に、本学教員が中心となり執筆した『ソーシャルワークを学ぶ人のための相談援助実習』(中央法規出版)が出版されました。

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