三叉神経痛

顔や鼻の感覚(痛覚、温度覚、触覚)は三叉神経に伝えられ、脳に情報が送られます。三叉神経の異常により、顔面に突然鋭い激痛が生じて数分~1時間程度で治まりますが、同様の痛み発作が繰り返して起こるようになります。50~60歳台の女性に多く、痛みは頬やあごの周囲に生じることがしばしばみられます。小鼻や口唇の周囲を触ると痛みが誘発され、疲労や、食事、あくびなどをきっかけに痛み発作が誘発されることもあります。

治療方法

脳の近くで動脈が神経を圧迫していることが原因のこともあり、その場合は手術で血管の圧迫を解除することが有効となります。内服薬ではカルバマゼピンという薬剤が有効です。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。