鼻・副鼻腔腫瘍

腔や副鼻腔には乳頭腫にゅうとうしゅと呼ばれる良性腫瘍が比較的多くみられます。乳頭腫の発生にはヒトパピローマウィルスが関与しているといわれています。腫瘍が小さいうちは症状がないことがほとんどですが、進行すると鼻づまりが起こり、腫瘍の表面から出血しやすくなり、鼻血もしばしばみられます。さらに進行すると目の周囲に波及し涙が出やすくなったり、眼球が飛び出たりする可能性があります。

治療方法

基本的に手術によって腫瘍を摘出する必要があります。鼻腔乳頭種は経過中に悪性変化をする可能性もあり、できるだけ速やかに手術を受けることが望まれます。また手術後の再発も少なくないので、手術後も長期間の経過観察が重要です。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。