痙攣性発生障害

話の途中で声帯が自分の意思と関係なく動いてしまい、声がつまったり、絞り出すような声になったり、声が震えてしまう状態です。20~40歳代の女性に多くみられ、原因は明らかではありません。診察では声帯を含めのどに異常は認められません。緊張しているときに声が出にくくなることが多く、リラックスできる知人や家族との会話では楽に声が出せることも少なくありません。流暢りゅうちょうに話ができないため、自分の意思を思うように伝えられなくなって、日常生活で困ってしまいます。

治療方法

ボツリヌストキシンを声帯周囲に注射する治療、喉頭こうとうの手術治療が有効とされています。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。