頸部リンパ節炎

くびには口や鼻から侵入した細菌やウィルスが全身に広がるのを防ぐフィルターの作用をしているリンパ節がたくさん備わっています。扁桃へんとう、のどや鼻の粘膜から体内に侵入した病原体はリンパ節で捕捉ほそくされ白血球によって処分分解されますが、侵入してくる病原体が多いとリンパ節で白血球との激しい戦いが起こります。その結果リンパ節がはれて痛くなります。炎症が強いとリンパ節の中に死んだ白血球が集まった結果、うみがたまります。

治療方法

細菌性感染の場合は抗生剤の内服・点滴を行います。ウィルス性感染が考えられれば、鎮痛剤で対症療法を行います。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。